1982-03-23 第96回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
過去四年間におきまする人件費、物価の値上がりの累積は一七・五%ぐらいの診療報酬のアップをなすべきであったのでありますが、前述のCTスキャナーやリハビリテーションの赤字はもとより、私が主宰しておりまする聖隷浜松病院が天下に誇っておりまする未熟児センター、この未熟児センターはその新生児集中管理システムによって、静岡県西部地域人口百万人を管理し、全国平均新生児の死亡率千人に対して五・八五というのを三・一にいたしました
過去四年間におきまする人件費、物価の値上がりの累積は一七・五%ぐらいの診療報酬のアップをなすべきであったのでありますが、前述のCTスキャナーやリハビリテーションの赤字はもとより、私が主宰しておりまする聖隷浜松病院が天下に誇っておりまする未熟児センター、この未熟児センターはその新生児集中管理システムによって、静岡県西部地域人口百万人を管理し、全国平均新生児の死亡率千人に対して五・八五というのを三・一にいたしました
次に、小児医療体制の一環として、熊本市民病院が改築、新築されたのを機に、同病院の未熟児センターの新生児未熟児搬送車の購入に関し県費で助成を行い、脳性麻痺児対策として県立の肢体不自由児施設の手術室の整備強化をしております。
残念ながら現在の共同利用型の病院につきましては、脳外科CCU、ICUあるいは人工腎センターあるいは未熟児センター、そのような機能が整った上に第三次の救急医療が設置されることが望ましいわけでございますが、このようなことでは現在まだ不十分なところが多いと思うわけでございます。
従って各地に未熟児センターというふうなものを作りたいという動きが最近になって出て参りました。これまでは各地の大病院ですらそういうふうな未熟児問題について本腰を入れた受け入れ態勢というものを持っておりません。各地の大学その他の病院でも、たとえば小児科でも未熟児を扱っておりますし、また産婦人科の方でも未熟児を扱っておる。しかしながら、そのいずれにも未熟児が集約的に集まりません。