1969-06-12 第61回国会 参議院 大蔵委員会 第20号
○多田省吾君 まあ、そういったことは、私たちには、いまの現状から推してまだまだ納得できない点でありますけれども、次に、通産大臣のおっしゃった体制委員会の答申を来年の八月まで待つということでございますけれども、熊谷通産次官は、これは答申は出ても財政対策は全然しないのだと、こういうことを新聞紙上なんかで見かけたのでありますが、そうなりますと、そういった体制委員会の答申というものは、単なる将来へのビジョン
○多田省吾君 まあ、そういったことは、私たちには、いまの現状から推してまだまだ納得できない点でありますけれども、次に、通産大臣のおっしゃった体制委員会の答申を来年の八月まで待つということでございますけれども、熊谷通産次官は、これは答申は出ても財政対策は全然しないのだと、こういうことを新聞紙上なんかで見かけたのでありますが、そうなりますと、そういった体制委員会の答申というものは、単なる将来へのビジョン
「「やっと本来の基本問題が議題になってきた」と熊谷通産次官はいう。石炭鉱業再建に当たって、これまで〃周辺問題〃とされてきた炭鉱労働者対策、産炭地域振興策、保安対策、鉱害問題などが相次いで石炭鉱業審議会の議題に取り上げられ始めたことをいっている」。それから、ずっと略しますが、「「熊谷通産次官」は「もともと分離とか、肩代わりとか、経過金融に対する保証率の問題などは技術論であって、〃基本問題〃ではない。
そこで、それから先へまいりますと、私もここが非常に問題がある点だと思いますのは、今度は九月二十日にまいりますと、「申請の取り下げ感心しない 熊谷通産次官談」これは非常にはっきり出ておるわけです。
新聞を拝見しておりますと、熊谷通産次官一生懸命になって、ともかく日本の民族資本擁護のために孤軍奮闘というと言い過ぎかもしれませんが、大いにがんばっていらっしゃる姿をわれわれ新聞で拝見をしておりますが、私どもも、確かにできるだけやはり民族資本を守ってもらいたいという点では、通産省の考え方と基本的には同じでありますけれども、ただ私の考えの中には、日本の民族資本を守る目的というのは、ただその企業が守れればいいのだということにはならないと