2002-07-23 第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
それで、BSEで退職された熊澤事務次官も、この有明海問題については、第三者委員会の提言は尊重するのが基本的な考えですと言ってこられたんですね。この第三者委員会の清水委員長も、谷津前大臣のセリフを引用して、この委員会は最大限に尊重されると聞いている、それを期待すると発言されているんです。 いいですか。
それで、BSEで退職された熊澤事務次官も、この有明海問題については、第三者委員会の提言は尊重するのが基本的な考えですと言ってこられたんですね。この第三者委員会の清水委員長も、谷津前大臣のセリフを引用して、この委員会は最大限に尊重されると聞いている、それを期待すると発言されているんです。 いいですか。
そこで、実は、熊澤事務次官の辞職が決まった後、十二月二十四日のクリスマスイブの夜、これは休日です。その休日の夜に、衛生課のある職員が、さんざん探した倉庫を探したら出てきたと言っているんですね。それも、当時、衛生課の何人かの職員が残業していたことも私は確認しております。しかし、だれ一人として紛失したはずの議事録が見つかったことをそのときは知らなかった、こういうふうに言っている。
二十四日という日は、熊澤事務次官がもう辞任を表明したというか、やめさせるよという農水省の発表の後だったわけですね。だから、もうそこには責任が及ばないというところでこの議事メモが見つかったのかなという私の推測ですけれども、私がこの問題で、一連の農水省とのやりとりの中で事実を今述べましたけれども、高橋参考人、こういう話を聞かれて、どのようにお感じになりますでしょうか。
そして、その事務次官をされておりました熊澤事務次官、この方を早期退職ということで満額以上の退職金を出してお辞めをいただいている。これは一つのけじめであるというようなことを言っているわけですけれども、満額で何の責任も取らずに辞めさせている。実は、そのEUからの勧告等があった、また、その前のWHOからの勧告等があったときの畜産部長を熊澤さんはやっていた。
しかし、熊澤事務次官は、再三の要求にもかかわらず参考人として委員会に出すことも拒否して、しかも退職をさせてしまった。何で出てこないんです。やましいことがなきゃ出てきたらいいじゃないですか。自分の主張を堂々と言ったらいいじゃないですか。なぜ出てこないんだ。そしてなぜやめさせたんだ、なぜやめたんだ。
これまでの経緯を一番知る立場にあり、畜産局長までやった熊澤事務次官、入省からこれまで畜産畑で働いてきた永村畜産部長を一月八日付けで退職させております。農水省に残して感染ルートの特定等国民に対して説明責任があったと考えます。大臣はなぜこのような判断を下したのか。そして、退職金も含めて何の責任も取らせない、取らせていないような気がしますが、大臣、何か御見解がございましたらお答えください。
次に、熊澤事務次官の退任の理由については、質問しようと思ったんですが、先ほどお答えがございましたので、この件に関しては省略をさせていただきます。 昨年末から本年に掛けて、一つ、テレビでも大きく報道されましたが、廃用牛、捨て牛の問題が大きくなってまいりました。それで、捨て牛に込められた思いというのは私も理解をするわけであります、行政に対する不満とか怒りというものが込められているだろうと。
もう一度、熊澤事務次官、そして永村畜産部長にはしっかりと、この場に出てきていただいて、参考人として話を聞かせていただきたい、そして原因究明をきちっとしていかなければならないと私は考えます。 二十一世紀型の日本の農業は、安全で安心できるものを生産者が誇りを持って作り、消費者に届けることが一番大切だと考えます。
一月八日に熊澤事務次官が御退官されたようですが、あるいは生産局長もおかわりになったようですけれども、一連の幹部の異動は、やはり狂牛病問題における行政責任をとって引責辞任したという解釈でよろしいんでしょうか。
そういう趣旨からしましても、今回、熊澤事務次官、外務省の事務次官と並んでいろいろと話題に出る方でございますけれども、やはりこのBSE問題というのは国民の今非常に関心の深い問題でもありますから、私は、こういう公の場所で堂々と御自身の当時の見解なり現段階での御意見を述べていただきたかったなというふうに思っております。
○鉢呂委員長 ただいまの一川委員の御質問でございますけれども、昨日の理事懇談会、そしてこの委員会開会前の理事会で、野党側から、熊澤事務次官の政府参考人としての招致の件についての御提案がございました。
まず、今回このBSE問題でいろいろと話題になっておりますが、私も、その問題も若干触れながら質問させていただきますけれども、先ほどの筒井委員だったですかね、要するに、熊澤事務次官を要請したけれども答弁者として出席をしていただけなかったというお話がございました。実は、私の方からも政府参考人としての答弁要請をいたしましたけれども、残念ながら理事会の場で認めていただくことができませんでした。
ところが、実際にあのときの立場だった人は、今の熊澤事務次官、当時の畜産局長。だから、実際にそのとき衝にあった人は違う人なんですよ。大臣も違っていた。 だから、そういう意味でいうと、個人的な責任はないかもしれない。でも、あなたは選ばれて、我が国の小泉内閣における農林水産大臣に就任されたわけだ。ですから私は、武部という個人ではなくて、農林水産大臣としてこのことを申し上げているのです。
○山田(正)委員 委員長から丁寧なお言葉がありまして、その中で、私としては議事録にぜひとどめておいていただきたいのは、熊澤事務次官はいわゆる行政の最高責任者であって、いや、最高責任者は大臣、その次の統括的な責任者であって、しかも、当時、一九九六年当時、畜産局長という大事な立場にあった。