2013-06-11 第183回国会 参議院 環境委員会 第10号
さきに挙げた対象地域外の芦北町の黒岩や天草市の新和町も、水俣病不知火患者会と公害なくする熊本県民会議医師団などの活動によって申請に名のりを上げることができました。 その後もこの活動を続けられていますが、昨年四月に鹿児島県伊佐市の旧山野線布計地区の居住者十八人の検診を行って、その結果を今年四月に公表しました。
さきに挙げた対象地域外の芦北町の黒岩や天草市の新和町も、水俣病不知火患者会と公害なくする熊本県民会議医師団などの活動によって申請に名のりを上げることができました。 その後もこの活動を続けられていますが、昨年四月に鹿児島県伊佐市の旧山野線布計地区の居住者十八人の検診を行って、その結果を今年四月に公表しました。
このことは、先ごろ熊本県葦北郡女島地区で、熊本県民会議医師団の検診した三十六世帯、八十七人全員が罹病していたことが新たに発見されたということでも明らかなことであります。政府は、責任を持って患者の発見と認定に取り組み、また、完全な救済と補償措置をチッソに責任を持ってとらせるべきだと思いますが、その点、御意見を伺いたいと思います。