2015-05-21 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
水俣病の問題は、熊本県政の最重要課題であるとともに、国にとっても大きな課題であります。 一方、水俣は、市民の力で地域のきずなを取り戻して再生への歩みを進めています。また、不知火の海は、多くの人々の絶え間ない努力を経て静けさと美しさを取り戻しております。
水俣病の問題は、熊本県政の最重要課題であるとともに、国にとっても大きな課題であります。 一方、水俣は、市民の力で地域のきずなを取り戻して再生への歩みを進めています。また、不知火の海は、多くの人々の絶え間ない努力を経て静けさと美しさを取り戻しております。
社会福祉の現場からさまざまな御経験を積み重ねて、そして熊本県政を大変難局の中、二期八年にわたってお務めになられ、間もなくそのお務めを終えられようとしておられる。まず率直に、このことには心から敬意を表したいと思います。 冒頭お尋ね申し上げます。二期八年、振り返っていただくにはまだちょっと早いかもわかりません。もちろん、一月ちょっと残っております。
熊本県政の道路整備費は約九百億円、知事が御説明になられたとおりです。このうち、県税と国から交付される譲与税で、ざっと約四百億です。 知事、ここでお尋ねなんですが、私たちは、地方財源の確保ということに関しては非常に強い共感する思いを持っております。
私は、平成十二年の四月から熊本県政をお預かりをしております。県政運営の基本理念にユニバーサルデザイン、つまり、障害、年齢あるいは性別等、人が持つそれぞれの違いを超えて、すべての人が暮らしやすくなるような社会の在り方、これをユニバーサルデザインという形で理念化をしております。 知事就任前の三十七年間は社会福祉の道一筋に歩んでまいりました。
そのとき県議会の議論は、これは熊本県政史上例を見ない措置だ、熊本県も熊本県議会も県民に対して十字架を背負うようなことになるんだということで、この三十三億五千万を決めるときに八項目の附帯決議がついておるわけです。たくさんありますけれども、その中の一つにやはりこの一〇〇%のことが出ておりまして、「万一、チッソに不測の事態が生じた場合においては、国において一〇〇%の措置をすること。」
だから、熊本県政の中で一番重大な問題は水俣病問題です。また、環境庁もこの基本法をつくるに当たって、世界に向かって環境を叫ぶならば、これを解決しなければならぬ。今までも一生懸命頑張っておられるわけですけれども、環境庁に対しても重大な問題になるわけです。 ところで、熊本県民の感情として、心としては、六月県議会でもうこれはどうにもならぬというような意思があらわれてくるのじゃないか。
このうち、農林産物の被害は実に五百五十億から六百億にも上ろう、そのような状況でございまして、それの前の十七号台風や、さらにその以前の長雨被害も加えますと、実に七百億円を超えようというような熊本県政史上かつてないほどの農林産物の打撃でございます。 私も三日間にわたりまして実情を見て回ったわけでございますが、牛肉・オレンジ、ことしは輸入自由化の元年でございます。
沢田さんは頑張らなかったから破綻した、細川さんが頑張っていると言うが、一生懸命熊本県政の最も重要な施策として前の知事も今以上に頑張っていました。そして進んでおりました。今進んでいないでしょう。もちろん頑張っております。そういうことについて私は今から言いますけれども、全然長官は実態をおわかりになっていませんね。
第二は、熊本県政始まって以来の異例中の異例、緊急避難としての県債を出しているわけでございますから、国も異例中の異例と言われるような熊本県に対する水俣病関係の財政援助をすべきだ。この二点が実は第二回目に委員長報告という形で出まして、追加されて、国に要望されておるわけでございます。
そしてまた水俣病について言いますと、この水俣病行政というのは熊本県政の最大の課題です。そして裁判所から、こういう認定がおくれているのは不作為違法だという判決を受けながら、そのもとで熊本県政は知事初め一生懸命これをやっておる。そういう人たちに対して、熊本県民、熊本県政をも愚弄した発言ですよ。そしてまた、私から言わせますと、本当に水俣病という――これは長官は御存じでした。
○馬場(昇)委員 そこで質問をしたいのですけれども、熊本県議会が昨年の十二月の県議会で、第一回分の、さっき言いました上期の三十三億五千万の県債発行を議決しますときに、とにかくこのことは熊本県政史上に例を見ない異例な措置であり、緊急避難措置である、こういう前提に立ちまして、もろもろの付帯条件をつけたわけでございます。
○藤田(義)委員 実は患者が県庁に殺到して、知事室が荒らされたり、県会議員に非常な負傷者が出たり、この問題をきっかけに熊本県政は麻痺寸前である。先般、代表が政府並びに自民党三役等に陳情したとおりでございまして、事態はきわめて深刻でございます。特別立法が困難ならば、それに相応するような緊急対策をひとつぜひ考えていただきたい。
雇用問題、失業問題の機会に、この際、環境庁長官にお聞きしたいことは、いま熊本県政をほとんど麻痺状態に追い込んでおる水俣病の問題である。各政党から質疑があっておりますので、私はもう駄弁を弄しません。環境庁はこの問題に関して一体どういう基本姿勢を持っておるか、お伺いをしたい。
本日は、現在熊本県政が当面しております一番困難な問題であり、また私自身といたしましてもきわめて頭の痛い問題でございます水俣病の諸対策につきまして、私どもの意見を御聴取いただく機会をおつくりいただきましたことをまずもって心からお礼を申し上げたいと存じます。どうぞよろしくお願いをいたします。