1998-05-12 第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第12号
あの当時、水俣病のときチッソという会社があった、そして熊本医大の先生が、これはチッソの排出した有機水銀がこの水俣病の原因である、もう九九%そうだと言っているときに、その当時の環境にかかわる省庁が学者を集めてそうでないという理屈づけをするためのチームをつくって、御用学者にやらせて対決させて時間を十年、二十年とおくらせたために結局補償費が莫大にかかった。四日市のぜんそくでもそうです。
あの当時、水俣病のときチッソという会社があった、そして熊本医大の先生が、これはチッソの排出した有機水銀がこの水俣病の原因である、もう九九%そうだと言っているときに、その当時の環境にかかわる省庁が学者を集めてそうでないという理屈づけをするためのチームをつくって、御用学者にやらせて対決させて時間を十年、二十年とおくらせたために結局補償費が莫大にかかった。四日市のぜんそくでもそうです。
あれも現地の熊本医大の先生が、因果等々以上にお医者さんとして患者さんを、大変な思いをしている人たちを水俣病の患者と見てその因果関係を突きとめているにもかかわらず、時の政府の方から逆に関係ないよという学者を派遣して二十年間そのまま放置してきて、かえって今公害等訴訟の委員会には長い歴史で補償、賠償の問題になっている。
先生、ちょっと泣き言を言うみたいで恐縮なんですが、本田部長も、一生懸命、熊本医大へ行ったり、あちらこちら飛び歩いてお医者さんの確保に血眼になって努力はいたしておるのでございますが、なかなかお医者さんの確保ができないというのが実態でございます。今後とも先生の御意見も踏まえて内容の充実に努力をいたしてまいりたいと思います。また、私もいずれ機会を得まして現地も訪問さしていただきたいと考えております。
いまほとんど熊本医大にお願いしてありますが、あそこは地元ですから、特に水俣病に関しては研究が進んでいるところですから、大学としては比較的専門家が多いところです。そこで、熊本医大だけではとても技術者がたくさんありません。
○岡本委員 それで、もう一つ私がお聞きしたのは、有明町付近で、十人でしたか、あの方々は、聞くところによると、あの付近にはそういう水俣病の患者はいないんだということで、水俣病の方々の対照の地域として、熊本医大から過去一年間ですか、二年ぐらいかかって調査をしてもらって、そうして十人余りの患者が出たわけですが、これについては、私たちははたして水俣病の患者なのか、そうでないのか、患者であれば早く認定してもらいたい
この公害は数年来叫び続けてきたわれわれの問題でございますけれども、いよいよ環境破壊というところまでまいりまして、各地に深刻な生命の不安と日常生活の窮迫と大きな社会問題となっておりまして、五月二十二日熊本医大の第三水俣病発生の発表の段階から問題はが然深刻化してまいったのであります。
○長島政府委員 実は移転と申すわけではございませんので、いま先生御指摘のように、ここの刑務所に入っておりますハンセン氏病の受刑者が次第に数が減ってきておりますが、この菊池医療刑務支所の従来の運営につきまして、地元では非常に御理解をいただいて御協力いただいてまいりましたし、これは場所的に申しまして、先生御承知のように、熊本医大に非常に近うございまして、そういう関係で医療的に非常に恵まれておる環境でございますが
○荒勝政府委員 私も熊本医大で今回発表されました有明あるいは不知火湾を含む汚染状況の報告は読ましていただきましたが、その中におきましても、過去において非常に汚染された痕跡があるというふうなことで、その原因者が何であるかということについてはまだ明確に熊本医大の報告にも書かれてなかったというふうに理解しておりまして、この問題はやはり政府、水産庁のみならず政府全部で原因は究明するとともに、魚がどの程度さらに
したがいまして、今後の問題といたしましては、さきに申し述へました八名につきまして早急に——これは熊本医大と県立延岡病院を指定いたしておりますが、入院の上精密検査を実施するほか、さらに一般住民につきましても、未受診者も若干名おりますし、さらに不安を訴えておる住民もおりますので、これらの健康調査、また河川や浸透水の水質調査、ズリ山の重金属調査などの環境調査を引き続き進めることといたしております。
そこで、現在県と打ち合わせをいたしまして、まず八名の方につきましては二月の中旬ごろから、住民の方々は、いろんな御都合があるようでございますが、中旬ごろから熊本医大、県立延岡病院等で入院あるいは通院検査をする、このように考えております。
○船後政府委員 調査によりましては、たとえば精密検診、これは住民の方々の御都合もございまして、二月の中旬ごろそれぞれ熊本医大でございますとか県立病院に入院するという計画になっております。その他の調査につきましても、大綱がまとまり次第早急に開始したい、かように考えます。
なお、文献といたしましても、その熊本医大の教授の書かれた水俣病に関する報告もあります。そのほか、ほかの大学から出された文献もありますし、あるいはそうでなくて、少しく通俗的にわかりやすく書かれた二、三の著書もありますので、そういうものも一応目を通しているわけであります。
○渡辺武君 たとえば、熊本県の例の水俣病の場合など、この場合には、長官すでに御承知のように、現地のお医者さん、あるいはまた熊本医大の医学部、こういうようなところの調査の結果と、そしてまた企業の言い分、あるいはまた政府側の調査の結果、これがだいぶ最初食い違っておったわけですね。こういうような場合、センターとしては一体どういう情報を提供されるのか。
最近、熊本医大の発表によれば、非顕性水俣病ですか、今日になって水俣病がまた発見されておる。それが表面に出てこないけれども、死亡した人を解剖した場合に、水俣病だということがはっきりしてきた。
そして、熊本医大によってこの水俣奇病なるものは窒素工場の廃水から来る有機水銀の弊害であるということが出されてからでも十年になります。そして、十年たった今日、やっと厚生省がこれは公害であるという認定をされたわけなんです。
第一は大塚敬節、この方は熊本医大を卒業し、東京で開業しております。矢数道明、この方は東京医科大学の出身の博士であり、現に同大学で講師をやっておられるわけであります。第三は細野史郎、京都大学の医学部を出られた医学博士で、開業しております。第四、相見三郎、慶応大学を卒業され、外科を十数年やった結論として漢法に転じております。医学博士であります。次は石野信安、この方は日本医科大学の出身。
たとえば私の知っておるところでは、鹿児島大学の寺師博士であるとか、あるいは千葉大学の藤平博士であるとか、あるいは慶応大学の相見博士であるとか、あるいは熊本医大の大塚博士であるとか、あるいは東京医科大学の矢数博士であるとか、まだたくさん知っておりますが、みな正規のお医者さんでありまして、正規の医学に満足せず、自分で十年くらい開業した結果、西洋医学は単に対症療法である、熱が上がれば熱をとり、痛いところがあればそれを
そうして鋭意治療をいたしてまいったわけでございますが、自来まる三年になるわけでございますけれども、常時九州大学とか、久留米大学、熊本医大とか、ああいう各大学等の病院で先生方が治療を熱心にやってこられました。その結果、すでに早くから退院をしてもよろしいというような通知を、何回かに分けてそのつど何人かの人に通告をしてまいっておりました。しかし、いろいろな事情もあったのでございましょう。
そのうちの三カ所は公立であって熊本医大とかその他、あとの三十六カ所は個人経営だそうです。個人経営は非常にもうかる、こういうことが言われておる。その原因はどこにあるかというと、一人三万円出ていて、実際はその半分ぐらいしかかけていないのだ。そういたしますと、半分でなくてかりに一万円にしましても、百八十人おれば一月に百八十万円でしょう。
しかし、御承知のように、九大は九大、久留米医大は久留米医大、熊本医大は熊本医大、こういう姿がおおい隠せないのです、私ら見ておって。とするならば、なぜ一本の体系で、医療対策特別委員会か何かをつくって権威ある人がその焦点になって、この結果は、世界中にこれは公表しなければならないものなんです。四百五十七名の人が死んで二百八十名の人がこういう災害にあっている。
○政府委員(五十嵐義明君) これは地元のその患者の診査をする会合がございまして、熊本医大の入鹿山先生以下数人の方が委員になっておられますが、その委員会で解剖の結果、並びに症状、疫学的な要素その他を総合的に判断されまして断定されたというふうに聞いております。