1976-06-10 第77回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
○熊取説明員 大出先生のお話の中に、ただいま松井課長からの説明で大体私どもの研究所でやっておることは尽きておると思うのですが、確かに薬の輸入量というようなものから推定いたしますと、トロトラストを注入された患者、しかも戦傷者に診断のために使われた例がかなりあるという推定はつくのです。
○熊取説明員 大出先生のお話の中に、ただいま松井課長からの説明で大体私どもの研究所でやっておることは尽きておると思うのですが、確かに薬の輸入量というようなものから推定いたしますと、トロトラストを注入された患者、しかも戦傷者に診断のために使われた例がかなりあるという推定はつくのです。
しかし、まず第一に指摘をしなければならないのは——ですから私はやっぱり久米参考人、田代参考人、それから宮永参考人、それから熊取説明員なんかをもう一回——もう一回でも二回でもけっこうですよ、呼んで、十分な時間をかけて、一方通行じゃなくて、みんな一堂に会して事実をきわめると、こういうことを要望しておるんですけれども、とにかくやっぱり矛盾があるんですよ。
○熊取説明員 私、放射線医学総合研究所の障害臨床研究部長をやっております熊取でございます。 ただいまのことについて、なるべく簡単に、概略かいつまんでお話ししたいと思います。 久下沼さんは、私どもの放射線医学総合研究所の病院のほうへ十月三十日入院されまして、そうして十一月二十一日なくなられたわけでございます。
○熊取説明員 いま症例が白血病でございますので、白血病の個人差というようなお話がございましたが、個人差と申しますのは、いろいろな場合にもあるので、それをどういうふうな医学的検査をすれば個人差というものが出てくるかというふうなことを、いろいろ研究しているのでございますが、現在のところ、この白血病に限りましても、その個人差を、確かにこういうことがあったら白血病になりやすいのだというふうなところを、確実に
○熊取説明員 私のところへ持ってこられましたものによりますと、一九六一年から、大体二週間に一度このフイルムバッジの検査をしておりますが、全部十ミリレム以下というふうなデータでございます。つまり非常に少ない——少ないといいますか、一度三十ミリレムというのがあるということでございますが、これも問題になるようなあれではございません。