1974-03-13 第72回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
山野では大焼層に当てたんですが、これが火山作用を受けておってほとんどものにならないというようなことがございます。こんなのは、私どもしろうとでございますが、もう少しまじめにボーリングをしておればこういうことはないと思うのです。
山野では大焼層に当てたんですが、これが火山作用を受けておってほとんどものにならないというようなことがございます。こんなのは、私どもしろうとでございますが、もう少しまじめにボーリングをしておればこういうことはないと思うのです。
更新坑は本層群、大焼層群ということになっておりまして、稼行区域は四区域に大別されております。この災害の起きました地域は西区というところでございます。 生産状況でございますが、全体の約七五%程度原料炭を生産しております。
現在は本層群を稼行中で、四十三年までに年産五十万トンずつ出炭して終掘し、以後は大焼層に移って、年産五十七万トンの出炭を見込み、現在、大焼層部内への坑道を起業中とのことでした。これが計画実現のため、当炭鉱では労使双方から、大焼層開発資金九億円の近代化資金及び開銀資金による融資、鉱区周辺の終閉山炭鉱からの流入坑内水の揚水経費年間一億五千万円の援助を要望しておりました。
当鉱は、第一立て坑(運搬入気坑口)、鴨生本卸坑口(人気坑口)及び第二坑口(排気坑口)を有し、杉谷部内及び海八部内の二区域に三カ所の採炭作業場を持ち、さらに今後の採掘現場をつくるため、立て坑付近より新たに大焼層開発のための坑道を掘さく中であったとのことであります。 生産の状況は、昭和三十九年度四十八万七千トン、そのうち約六五%が原料炭、約三五%が一般炭であります。
それから大焼層の開発をやっておった。そういった新しい地域の開発をいたしますときの坑道の掘進につきましては、一応従来の考え方では認めてよろしいのではないかというような見解で、これは主として、組と申しましてもわりあい管理能力の高い新菱建設が担当いたしておりました。そういうような事情でございまして、一応組夫の数は相当多いのでございますが、そういった特殊事情もあったというふうに考えております。
今回の山野の災害の原因でございますが、これは御指摘のとおり、大焼層に向かって、マイナス四百九十メートルから大焼卸という斜坑がある。これは開発用の斜坑ですが、これがちょうど先生御指摘のように、海八層にぶつかったところでガス突出を起こしたものと現在推定をいたしておるわけでございます。
もう一つは、ガスが突出した大焼層の卸坑道というのは、一本坑道ですね。その大焼層の排気は人気幹線に一緒になっていますね。したがって人気幹線で人気と排気が一緒になるのですから、大焼層の悪いガスが、八・九もある一番爆発しやすくなったメタンガスがずっと最低のほうに行って、杉谷卸か知らぬけれども火源の最低まで行って、巻き場卸と言っておりますけれども、爆発したでしょう。