1976-03-31 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号
同じく附帯決議の第三には、「自動車排出ガスによる健康被害に対する影響の重大性にかんがみ、排出ガスのいわゆる昭和五十一年規制、燃料の無鉛化計画の実施について十分努力すること。」等が附帯決議として決議されておりますが、このような点についても政府の対応が十分であったと考えられません。
同じく附帯決議の第三には、「自動車排出ガスによる健康被害に対する影響の重大性にかんがみ、排出ガスのいわゆる昭和五十一年規制、燃料の無鉛化計画の実施について十分努力すること。」等が附帯決議として決議されておりますが、このような点についても政府の対応が十分であったと考えられません。
○政府委員(佐藤淳一郎君) 昭和四十五年に柳町におきまして、ガソリンに入っておりますところの鉛の公害についていろいろ御指摘を受けましたので、通産省といたしましては、長期計画といたしまして、ガソリンから鉛を抜きまして、いわゆる無鉛化計画を立てたわけでございます。
三、自動車排出ガスによる健康被害に対する影響の重大性にかんがみ、排出ガスのいわゆる昭和五十一年規制、燃料の無鉛化計画の実施について十分努力すること。 四、窒素酸化物、炭化水素、オキシダント、光化学スモツグ等による健康被害についても被害の実態を調査し、補償の対象とすることについて専門技術的な検討を加えること。
なお、本案に対しては、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の共同提案にかかる、公害健康被害補償制度の財源のあり方について検討すること、自動車の排出ガスのいわゆる五十一年規制、燃料の無鉛化計画の実施について努力すること、光化学スモッグ等による健康被害を補償の対象とすることについて専門技術的な検討を加えること、騒音、振動等による健康被害及び財産被害についても補償制度を確立するよう検討することを趣旨とする
二、今回の措置が自動車に係る大気汚染の防除努力を怠らせることのないよう排出ガスのいわゆる昭和五十一年規制、燃料の無鉛化計画の実施について十分努力すること。 三、公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法において指定されていない光化学スモッグ等による健康被害に対しても被害の実態を調査し、補償の対象とすることについて専門技術的な検討を加えること。
なお、ガソリン中の鉛にかわる芳香族の混入等についての規制の問題は、主として通産省の所管でございますので、私どもとしては、この点については、かねてから、ガソリンの無鉛化計画の推進とあわせまして、通産の鉱山石炭局の所管課長等と随時連絡を重ねながら、この問題についての検討を急いでおるところでございます。 以上でございます。
ところが御承知のように、昨年五月、自動車の排気ガスの中から鉛を取り除こうということで、産業構造審議会の答申に基づきまして、通産省もガソリンの無鉛化計画を発表したわけでございます。
次に、ガソリンの分解改質装置等に対する助成は四十六年度から新たに行なおうとするものでありまして、ガソリンの無鉛化計画に対応いたしまして、ガソリンの分解、改質装置などの設置を促進するということを考えております。
運輸省では、現在自動車の排気ガスから鉛が出るわけでございますが、それにつきましては、通産省と協議をいたしまして、ガソリンの無鉛化計画を昭和四十九年の四月までに達成するというふうなことが通産省の御計画でございまして、その計画に基づきまして鉛の入っていないガソリンを使う自動車の開発研究、それから現在使っております自動車から排出されます排気ガスの清浄装置の開発研究を現在逐次進めつつある状況でございます。
○説明員(柴崎芳三君) 現在四エチル鉛は一万二、三千トン全部輸入でまかないましてガソリンに混入しておるのが実態でございますが、四エチル鉛の排除につきましては、先般来通産省で検討いたしました結果、四十九年の四月一日からは鉛をゼロにするという無鉛化計画がすでに決定しておりまして、したがって、現在の時点から四十九年の四月一日に対して漸進的にその需要量は減ってくるわけでございます。
○説明員(本田早苗君) 無鉛化計画につきましてはおっしゃるように、鉛を入れずに九五のハイオクタン価のガソリンと八八のレギュラーのガソリンを供給しようと、これで、無鉛のガソリンで二種類のガソリンを供給しようと、こういうことでございます。
○説明員(斎藤顕君) ガソリンの無鉛化計画につきましては、先般新聞等でも発表になりましたように、御承知いただいていることと思いますけれども、六月五日にガソリン精製メーカーに対しまして、現在の自動車走行上差しつかえないオクタン価を維持しながらどこまでガソリンの中の加鉛量を減らすことができるかということについて通達いたしました。
ところが、最近になって無鉛化ということが言われ出して、私どももいま産業構造審議会等々でできるだけ早く無鉛化計画を達成いたしたい。これは文字どおり無鉛ガソリンをつくりたいということでございまして、ただいま昭和四十九年ごろまでにはそれが可能なのではないか、そういう目途で、外国でもそうでございますが、わが国でも研究を進めております。
ただこれだけで満足しておるわけで決してございませんで、前に委員会の席上でも御説明申し上げましたように、五年以内のできるだけ早い時期に無鉛化するということで、無鉛化計画を別途検討中でございまして、近い機会に成案を得るめどがついております。
もしそうだとするならば、無鉛化計画の中でどのような対策をとろうとするのか。無鉛化するというのでしょう、五年後になると。そうすると、無鉛化したらこういうガスが出るというのでしょう。そうしたら、無鉛化したらこういうガスが出るならば、それに対する対策はどうかということですね。この問題に対しまして、ひとつ赤澤先生にも御意見を伺っておきたいと思います。
しかし、いま石油業務課長のほうから御説明いたしましたように、自動車用のガソリンの無鉛化計画というものが、今後おそくとも五年間に、できるだけ早い機会にその無鉛化の目的を達するような計画をつくるということでただいま検討を始めているところでございますから、当然その四エチル鉛の使用というものが減少してまいりまして、東洋エチルとしましてもその生産計画を逐次縮小していかざるを得ないというふうに考えられます。
まあ日本とアメリカ、いろいろ違いますが、アメリカでも九七無鉛化計画、政府の案でありますが、七年間は九七までを車によっては認めるという案も出ておりまして、いま急激に九七以下に落とすというのは非常に混乱を起こすのじゃないだろうかというので九七になっておるのであります。
ガソリンの無鉛化の五カ年計画についての青写真という第一点でございますが、昨日、自動車公害対策小委員会の専門委員会を開きまして、どういうスケジュールで無鉛化を実行すべきかという点を議論したわけでございますが、私、国会のほうに出ておりまして、まだその内容を簡単に報告を聞いた程度でございますので、あまり詳しく御説明できないのは残念でございますが、まず第一に、ガソリンの無鉛化計画を作成しようということで、その
以上のような問題は、実は先ほど御説明いだしました専門委員会で現在検討中の点でございますので、その辺の線が出ますれば、できるだけ早い時期にこの技術をはっきり開発いたしまして、無鉛化計画とあわせてその生産準備に入り、その生産を開始するというようなことで現在のエンジンとの代替を考えていきたい、かようにわれわれは思っておる次第でございますが、ただ無鉛化計画で実現したところで切めて無鉛化エンジンをつくるというのではおそいわけでございますので
におきましても、厚生省から先ほどお答えになりましたような線で、鉛害の問題について、柳町の事件以前もわれわれとしても考えなければならないような問題がいろいろ指摘されておったようなことでございまして、したがって、この工場の建設の過程において、将来あまりこの製品の生産は有望でないというような考え方も随時示しまして、現在ではますますその点がはっきりしてまいりましたので、四エチル鉛の生産は、現在の通産省の無鉛化計画
協力するという意味は、現在五カ年無鉛化計画を審議しておりますが、それがきまればもちろんその範囲内でしか供給しない、またそれがさらに急速に無鉛化できる、あるいは公害対策上こういう需要しかないという場合には、会社としては全くそれに従う、この基本線だけをただいま確認いたしております。
それから四エチル鉛の販売についてでございますが、先ほどの答弁もまことにあやふやで申しわけなかった次第でございますが、その販売は、おそらく輸入のカットという形で、輸入代替という形でしばらくの間は続くと思いますが、その間の販売形態あるいは販売先その他は、もちろん無鉛化計画との関連で重大な問題を含んでおりますので、十分監視させていただきたいと思います。