1985-11-20 第103回国会 衆議院 商工委員会 第4号
また、第四の品質調整能力でございますが、これも国内で現在例えば無鉛ガソリンという体制を消費者あるいは住民のためにとっておりますけれども、その体制がもし完全に全部自由で輸入することになりますると、いろいろな人が輸入することになってしまって、無鉛化ガソリンの体制もとれなくなるというようなこともあるものでありますから、むしろ消費者ニーズなりあるいは住民のニーズに適合するためにそういう要件を四つ置かしていただいたというふうに
また、第四の品質調整能力でございますが、これも国内で現在例えば無鉛ガソリンという体制を消費者あるいは住民のためにとっておりますけれども、その体制がもし完全に全部自由で輸入することになりますると、いろいろな人が輸入することになってしまって、無鉛化ガソリンの体制もとれなくなるというようなこともあるものでありますから、むしろ消費者ニーズなりあるいは住民のニーズに適合するためにそういう要件を四つ置かしていただいたというふうに
私はその公聴会に日本側のマスコミの代表みたいな形で出席をいたしましたのですが、ストックホルムの第一回のときからわずか十年を経た時点の八二年の段階では、日本は公害の先進国から公害対策の模範生ということで、日本の代表がちょっとくすぐったくなるくらい、省資源、そして省エネの日本のすばらしい科学技術によって富士山が晴れた日には必ず東京から見えるようになったとか、無鉛化ガソリンでこれほど排ガス規制を徹低して行
○国務大臣(安倍晋太郎君) 農業機械につきましては、ただいまも通産省から申し述べましたように、通産省とも密接な連携をとりまして無鉛化対策を講じていかなければならないと思うわけですが、現在の生産中の農業機械はすでに無鉛化ガソリン対策機となっておるわけでありまして、大部分の機種ではすでに販売をされておるわけでありますが、すでに導入をされておる耕運機等の小型農業機械は引き続き有鉛ガソリンを必要とするわけでございます
○矢原秀男君 いま無鉛化ガソリン使用について、農業機械を持っていらっしゃる農家の方が五千億円の損害を受けるわけです。だから、いま無鉛化ガソリンをこの農業機械に使ったらどういう問題点が出るのか。
しかも、いまあなたが申されましたように、何百万台だかの農機具がこれからさらにふえていくし、しかも無鉛化ガソリンについては御案内のとおり五十二年から規制をされる、そうすると、これから農機具は全部無鉛化ガソリンでなければ動かないのですよ。そういう問題さえもチェックできていない。しかもこの農機具の検査所が、日本で私の住んでいる大宮市に一カ所しかない、十六人しか職員がいない。
なお、還元触媒の場合は、これは酸化触媒もそうでございますが、無鉛化ガソリンでないと触媒の劣化が起こるということは当然でございます。
その後通産省は、漸次低鉛化のほうは着々として進めてまいっておりますし、それから対策車につきましても、四十七年以降の新車につきましては無鉛化ガソリンの使用ができるような対策車をつくる、あるいは油の業界に対しましても無鉛ガソリンの供給設備をつくるということで、投資を要請いたしまして、二百数十億円の投資をしてもらうというようなことで準備を進めてまいってきておるわけでございましたが、その経緯におきまして、例
〔委員長退席、野坂委員長代理着席〕 そしてまた、五十二年といえばずいぶん先になるわけですが、五十二年ごろには全部無鉛化ガソリンによって走行されるような構造に模様がえができる見通しにあるのかどうか、説明をいただきたいと思います。
○国務大臣(中曽根康弘君) ガソリンスタンドの中には、無鉛化ガソリンを供給するという規定に違反して、有鉛のガソリンを供給する悪質業者もかなりあったようであります。
○国務大臣(中曽根康弘君) ガソリンの鉛の問題は、自来、新車については使用禁止をいたしまして、新車は無鉛化ガソリンになっているわけです。それで、約九百万台残っている中古車等はそういう装置がまだできておりませんものですから、急にガソリンの中の鉛の量を著しく減らすとエンストを起こしたりして、追突事故やその他が起こるというこういう別の面の心配もあって、いま審議会でいろいろ考慮しておるところであります。
○中曽根国務大臣 私、具体的なことはまだ聞いておりませんので、局長をして具体的な御答弁をさせたいと思いますが、ガソリンスタンドにつきましては、一面において消費者の便宜と利益を考えますが、一面においては保安上の安全性、それから乱売に基づく弊害、これは乱売で安値の競争が出てきますと、無鉛化ガソリン、そういうものがおろそかになりまして、鉛の多いものを安く売る、そういうことに走りがちでありますから、これは業界内部
もさっきから申しましたように、どうもガソリンを調べてみると、鉛を入れる、これはどこも責任がないようなもので、かってにたくさんの量を入れても、性能的にはしようがないのですけれども、入れたとしてもこれはどこも強制力がないということで、結局、具体的にやっている通産省の石炭局のほうで、今後も十分にアルキル鉛の混入量というものをチェックして、そして、いま公害部長からお話ありましたように、四十九年までには無鉛化ガソリン
○佐藤(観)委員 もうすでに新聞なんかで御存じかと思いますけれども、アメリカでは七四年の六月までに無鉛化ガソリンの使用を義務づけるということになっておりますけれども、日本ではこれまではできませんですか。
○藤原道子君 とにかく技術的にも経済的にも無鉛化ガソリンですか、これをオクタン価を低くすることは二年ぐらいでできるようなことも聞くわけですよね。ところがあなた方は五年以内とおっしゃる。これはアメリカの計画に合わしているのですか、いいことはアメリカより早くやったっていいんですよ。これをやってほしい。 それからもう一つは、ハイオクタンの宣伝ですね。
それからもう一つ、無鉛化ガソリン対策も伺いましたが、とにかくコストアップなんかはほんとうにわずかなことだというふうにも聞いておりますので、これは一体どうなんですか。とにかくハイオクタンガソリンの対策、スモッグの対策、メーカーがモデルチェンジに使う費用を無鉛化ガソリンあるいはエンジン開発に回すべきではないかと私たちは思うのです。こういう点も十分に御指導願いたいと考えますが、いかがでございましょうか。
質問の趣旨は、加鉛ガソリンでなければ動かないエンジンの即時中止ができないかということであったわけでございますが、現在の自動車エンジンの構造はすべて加鉛ガソリンを前提にして設計されておりますので、この措置をとりますと、いま直ちに無鉛化ガソリンで走り得るエンジンの生産ができない限り、生産の全面ストップということになるわけでございまして、これは、ただ単に業界だけの問題でなく、日本経済の非常に大きな問題になろうかと
○土井委員 それでは時間のかげんもございますので、先を急ぎまして、例の問題の無鉛化ガソリンについて話を進めていきたいと存じますが、現在新聞紙上によりますと、当面どうしてもガソリンの中からの鉛の量を減らしていかなければならないというところにスポットを当てまして、ハイオク用の自動車、ハイオク・ガソリンでしか走らない自動車に対して、これをレギュラーで走れるような自動車に変えていく必要があるというふうなキャンペーン
○川又参考人 ちょっと失礼でございますが、お伺いするのですが、無鉛化ガソリンでなければ動かない……。
そうして通産省は、その問題について、五年以内に無鉛化ガソリンに成功すれば別でありますけれども、そうでない場合には、やはり鉛が放出されることを認めながら通産行政を進めているということになると私は思うのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
まず、第一点の無鉛化につきましては、通産省といたしましては、五年以内に必ず無鉛化を実現させるということをかたく期しておるわけでございますが、無鉛化ガソリンができ上がりました場合に、ハイオクタンとレギュラーの二つの銘柄をはたして存続するかどうか、これはやはり専門委員会の検討事項になっておりまして、あるいはこれを一本化して現在のレギュラーよりは若干高く、現在のハイオクタンよりは若干低い一本の銘柄になるということも
○土井委員 ただいまの御答弁で私一つ奇異に感じますことは、毒物劇物取締法はなるほどそれは急性の問題に対しての取り扱いの法であるというふうなお答えでございましたが、この中にありますガソリン一ガロン当たり四・九二ccまで四エチル鉛の許容量を認めているということは、行く行くは通産省は無鉛化ガソリンを目ざすという五年計画をお持ちである関係から考えましても、私はこの法律がこのままであっていいはずはないと考えているわけでございますが