2021-02-16 第204回国会 衆議院 総務委員会 第4号
無線通信機器市場における日本企業の存在感は限定的と言わざるを得ません。 この要因といたしましては、欧州、アジアなどの企業は早い時点からグローバル市場での展開を見据えて取り組んでいたことに対しまして、我が国企業は各社が個別に開発した製品を日本市場において展開することを重視した、このために国際展開につながらなかったというふうに考えております。
無線通信機器市場における日本企業の存在感は限定的と言わざるを得ません。 この要因といたしましては、欧州、アジアなどの企業は早い時点からグローバル市場での展開を見据えて取り組んでいたことに対しまして、我が国企業は各社が個別に開発した製品を日本市場において展開することを重視した、このために国際展開につながらなかったというふうに考えております。
例えば、携帯電話の基地局では、欧州、アジアの主要な企業がそれぞれ世界市場の一〇%から三〇%のシェアを占める一方で日本企業は一%弱にとどまるなど、無線通信機器市場における日本企業の存在感は極めて限定的でございます。 その要因を考えてみますと、これら欧州、アジアなどの企業は、5G必須特許をそれぞれ一〇%獲得した上で、早い時点からグローバル市場の獲得に取り組んでおりました。