1993-06-02 第126回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
○鳥居委員 三級海上特殊無線技士、これの資格を取得するに当たっての講習のあり方、これについて、陸上、海上それぞれあるんだろうと思うのですが、無線工学というのは必要ないんじゃないかというふうに前回申し上げたと思うのです。これは確かに見直す対象だと思うんですね。
○鳥居委員 三級海上特殊無線技士、これの資格を取得するに当たっての講習のあり方、これについて、陸上、海上それぞれあるんだろうと思うのですが、無線工学というのは必要ないんじゃないかというふうに前回申し上げたと思うのです。これは確かに見直す対象だと思うんですね。
この資格を取るために二日ないし三日の講習を受けます、法規と無線工学。この協会から講師を派遣をしてもらうわけです。講師の方の中にはもう八十歳を超える方もいらっしゃる。しかも、もうてんてこ舞いの忙しさ。講習を持ちたいという企画を持ってから三カ月余裕を見ないと、今とてもじゃないけれども応じ切れない。全国各地に支部がありますけれども、トータル六十人ほどの皆さんでこの講習会をやっているようです。
確かに、今日、無線工学の知識をちょびっとばかりやってどれだけわかるかという一つの問題提起ではございますけれども、しかし、先生御案内のとおり、新しい最近の技術導入によりまして、非常に機器の操作が簡単になりました。
その丸半分、五割に相当するのが実は無線工学なんですね。両日にわたって六時間、無線工学。二日間で無線工学を履修して試験に通る。最終的に試験をやる、マル・バツの試験をやるのですけれども、結論からいって、無線工学を時間をかけてひとつ実力を養っていただくということの上では、全く中途半端と言わざるを得ない内容ですね。講習自体、設問を想定して、こういう問題が出たらこういうふうに答えていただきたい。
ただ、無線通信士の資格をお取りになられた方というのは、非常に難しい無線工学の試験に合格されて、かつ、船に乗られて実際の無線局を扱われてきたわけでございますので、そういった方がもし陸上保守の担当者としてこれをやられるということになれば、これは非常に望ましい形ではないかというふうに考えております。
ただしかしながら、無線通信士の資格を取得いただく場合には、この資格試験というのは非常に難しゅうございまして、レベルの高い無線工学の知識を要求しておりますし、実際に船に乗られて無線設備を操作されてという経験が非常にあるわけでございますので、こういった機器に関する知識経験が生かされるというのは非常に望ましいことであるというふうに考えております。
私どもといたしましては、先ほどの二番目の質問にございます通信士の資格を活用していくことにつきましては、その制度を具体的に検討するに際しましては、現在無線通信士の資格を有する方は、実際その資格を取得される試験におきまして非常にレベルの高い無線工学の知識を持っておられるわけでありまして、そういう方が現在船に乗っておられるということでございます。
ところが、聞くところによると、近年は電話級アマの試験に際しては、法規十二問、無線工学十二問のうちそれぞれ各二間ずつ、計四問について、毎回同じ問題が繰り返し使われているという意見が実はあります。
ただ一般級におきましては、国際的には従来のその一級無線士よりも無線工学の面におきましては若干程度が高くなっております。それから通信実務については一級無線通信士よりもやや低いのではないか、こういうような感じでございますので、ちょうど中間というように感じるものでございます。
たとえば電信級のアマチュア無線技士でありますならば、当然電信に関する電気通信術、国内法規、無線工学、こういったようなことが科目ということになりますし、授業時間等におきましても、それぞれ少なくとも二十時間前後のものは受けるというようなことにしてございます。そういうようなものにつきまして、原案はできておりますが、検討を重ねていきたいというふうに考えております。
なお、実務経歴に対する免除につきましては、たとえば、現在二級の無線通信士の資格を持ちまして一定の経歴を持っておる人に対しましては、一級の無線通信士の試験を受けるときには、予備試験、すなわち一般常識と無線工学の基礎を免除し、さらに本試験におきます電気通信術を免除し、さらに国際航路に従事しておる人に対しましては地理も免除する。
すなわち一般常識と無線工学の基礎は免除いたします。それからさらに電気通信術を免除する。したがいまして、三級の人が二級通信士を受ける場合、実際に試験を受けなければならない科目は地理と国内、国際の法規と、それから無線機器とか電波伝搬等の技術的な問題だけでございます。
しかし、また逆に、それはそれなりに無線工学等の立場から専門的ないろいろな御意見はそれなりに反論も成り立ち得ると思いますが、そうではなくして、私はこの法改正の政治の場において、特に岡田先生に御理解を願いたいと思いまする点は、やはり組合員は、船員は耳と目は自由に使いたいのだ。
あるいは電子工学、無線工学あるいは新しい材料の開発といったふうに関連部門も広いものでございまして、従いまして、諸工業の技術の水準がこれによりまして大幅に向上いたすのではないかというふうに考えます。そこで、われわれといたしましては、ぜひとも宇宙に関しまする技術を強力に推進して参りたい、そういうように考えておる次第でございます。
第三点といたしましては、NHKの施設は、無線工学の進歩発達により、新陳代謝の激しい機械設備を中心とするものでございますから、常に近代化をはかる必要性がございますので、これらの資産範囲及び評価は、毎年度決算において国会の承認をいただいております。その財産目録、貸借対照表にかかげる正味資産としていただきたいと考えるものでございます。
第三点といたしましては、NHKの施設は無線工学の進歩発達により新陳代謝の激しい機械設備を中心とするものでございまして、常に近代化をはかる必要性がございますので、施設の性質から見た適正な耐用年数に基いて順次更新されており、これが評価は、毎年度決算において、財産目録、貸借対照表に掲げ、会計検査院の審査を経て国会の承認を経ているのでございます。
それから無線工学の進歩発達に適応する研究というもの非常に貧弱なものになつてしまう。受信者の維持開発といいますか、解消を防ぐために必要な雑音障害防止、受信機の修理相談の実施が不可能になる。かような次第に相成るのでなないかと私は存ずる次第なんであります。