1962-08-23 第41回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
この無線定員減員による影響、それが一番やかましく論ぜられておりますのは、気象庁関係の業務に非常に大きな影響があるのじゃないか。それでなくても日本は災害が非常に多い。かつまた、船においても海難が多い。これがあなたの方の気象観測に穴があくということは、大へんなことだと思う。従って、今まで通りの船舶による気象観測通報というものを存置する必要がある。
この無線定員減員による影響、それが一番やかましく論ぜられておりますのは、気象庁関係の業務に非常に大きな影響があるのじゃないか。それでなくても日本は災害が非常に多い。かつまた、船においても海難が多い。これがあなたの方の気象観測に穴があくということは、大へんなことだと思う。従って、今まで通りの船舶による気象観測通報というものを存置する必要がある。
○岡田(修)委員 ただいまの御説明で非常に安心したのですが、この無線定員を減少する場合の一番の反対のポイントが、このオート・アラームの信頼性ということです。ただいまの御説明によりますと、輸出船については、ほとんど今まで何らのコンプレインがない。また、国内船につきましても、百七十二隻の装備船があるのですが、それについても何らの弊害を聞いていない、こういうことです。
この無線定員が非常に多いということが、日本船の乗組員の合理化をはばむ一番大きな要因になつております。今度オートアラームをつけた場合に、その定員をある程度減らし得るという規定ができたわけですが、これを機会に、相当無線定員の減員をはかる必要がある、こういうふうな考えのもとに、前国会以来この電波法の改正について、当時の電波監理委員会、今日の郵政省と打合せを続けておるのでございます。