1959-03-10 第31回国会 参議院 逓信委員会 第11号
○山田節男君 最後に、これは実は御舎弟の佐藤大蔵大臣にも一緒に実は御質問を申し上げた方がいいかと思ったのでありますが、総理に御質問申し上げますが、ことしはこの日本の無線国策にとりまして最も重大な年であります。
○山田節男君 最後に、これは実は御舎弟の佐藤大蔵大臣にも一緒に実は御質問を申し上げた方がいいかと思ったのでありますが、総理に御質問申し上げますが、ことしはこの日本の無線国策にとりまして最も重大な年であります。
そういう前に、この体制を何とか強くしておいて、独立後における日本の無線国策の第一歩を強く踏み出さなければならない。私はそのことを、非常に私はこの点を懸念しておりまして、出したものを見ると、こういつたような、誠に杜撰極まる、私が申上げると……、私のようなこういう極めて素人が見ても誠に杜撰極まるもののようなものを出されているのは残念だ。
○国務大臣(佐藤榮作君) 山田さんのお考えの通信国策、或いは無線国策を樹立しろという御主張に対しましては、私ども非常に力強い御鞭撻だと、かように考えて心から感謝をいたす次第でございます。勿論今日終戦後の日本の状況から見ますと、通信についての基本的な国策の線を大きく出して来る。これは当然のことだと思います。
もつと国際電信電話に関することはむしろ無線国策、これは過去の日本が米国の無線電信の世界支配によつて日本はこの点に対する地位が非常に低かつた。殊に戦争中又は戦後いろいろな制約を受けて無線国策ということについては、日本はもう四等国と言われているくらいなのであります。