1971-05-21 第65回国会 衆議院 運輸委員会 第20号
それからもう一つは、銀座地区等にこの法律で認められております乗降の禁止区域を設定する、そして乗り場を指定するという措置でございますが、これは警察の御協力を得て、一般が八カ所、無線タクシーが三カ所ということで、銀座地区に乗降の指定の区域を定めまして、そこで実施をしているということでございます。 以上が概要でございます。
それからもう一つは、銀座地区等にこの法律で認められております乗降の禁止区域を設定する、そして乗り場を指定するという措置でございますが、これは警察の御協力を得て、一般が八カ所、無線タクシーが三カ所ということで、銀座地区に乗降の指定の区域を定めまして、そこで実施をしているということでございます。 以上が概要でございます。
ただ、もう一つありますが、無線タクシーの問題、この問題はかねてからの問題でありますので、この点は別個の問題として検討してまいりたいと思いいます。御承知のように、あれは料金の値上げではなくして、いわゆる投下された資本に対するいわゆる加算料金でありますから、これは別個の問題として、現在検討を続けておる状態であります。
また、東京、大阪を中心とした大都市においては、無線タクシーの二割割り増し料金制度の新設を運輸省に申請しているのであります。この申請については、大阪の婦人団体が大阪陸運局に押しかけて強力に反対しているのであります。もし、これが認可に至るならば、実質的なタクシー料金値上げとなり、他の物価の値上げを誘うものであります。業者の圧力に屈して認可寸前と言われております。
なお、無線のタクシー料金の問題ですが、実は、この無線タクシーが始まります際に、大体一台について、いわゆるこの新しい資本投下に四十万前後の金がかかります。こういうことからして、この無線タタクシーの場合には新しい料金制度をつくるべきだという考え方で無線タクシーが出発をいたしたのでありましたが、当時はまだ経験が薄いものでありますからして、したがって、当時これを設定するに至らなかった。
もう一つ、東京、大阪のタクシー料金を三月に値上げしたのですけれども、また上げようという空気が出てきている、これはとんでもない話だと思いますが、これに対する考え方、それから特に無線タクシーの場合ですね、二割の値上げをする申請が出ております。これに対してはどうされるのですか。
ただ、無線タクシーにつきましては、これは前大臣当時から申請がなされておりまして検討を続けておる、こういう状態でありまして、いまこれをどう処理すべきかという問題にまでは至っておらないので、ただ、将来ともにタクシーの経営状況等を勘案しながら、あるいは物価問題等も考えながら、慎重に処理すべき問題である、かように考えておるわけであります。
ただ問題は、前大臣来から検討され、その後も引き続き検討しております無線タクシーの扱い方、これはそれだけの必要な固定資産及び人件費を要しておりますから、そういう問題が残っておるわけであります。これは別個の問題とは考えておりませんし、前回の問題にからんでの問題で、いろんな事情からそれだけは切り離されておくれておる、これは目下検討いたしております。
○左藤委員 何か巷間いろいろ伝えられておるところでは、無線タクシーの無線利用にたくさんの経費がかかるということに便乗して、基本的な料金まで値上げをしようという動きがあるようなことも伝えられておりますので、そういった点は、ひとつはっきりと行政指導の面で取り扱っていただくように要望いたして、私の質問を終わりたいと思います。
○小林説明員 一般の運賃の改定の問題、これは基本運賃でございますが、これにつきましては、一応無線タクシーと別個の問題であるということで、無線料金についてだけただいまお話ししたわけでございます。
それから、もう一点だけ伺っておきたいと思うことは、無線タクシーの問題であります。
○左藤委員 もう一点、先ほどの無線タクシーの利用の簡便化をはかるためということで、運輸省でも全国自動車無線協会ですか、それに対してその研究、開発を指導しておられると伺っております。専用電話の見通し及びこれを実施します場合の公衆電気通信法との関係をお伺いしたいと思います。 専用電話の設置計画については自動車局からお伺いしたいと思います。
○左藤委員 いま、今後ともこの無線タクシーの利用を拡充していきたいというお話でありましたが、東京の現在の無線タクシーの普及率と申しますか、機械を載せて実際に利用しておるのは、四万三千台のハイタクのうちで約八千台、パーセンテージにしまして一八・五%という数字にしかなっていないわけであります。
○見坊政府委員 無線タクシーの効用につきましては、ただいま先生からもお話がございましたように、昨年の八月発表いたしました「大都市におけるタクシー・サービスの改善対策」という中にもうたってございますように、無線タクシーが需要に適確に応じ得る、また運転者の状況を確実に把握することができるというような長所がございますので、われわれといたしましては、利用者の利便を増進させるために、今後とも拡充をしてまいりたいという
○小峯委員 それからもう一つ関連して、無線タクシーの問題があります。これは御承知のとおり、比較的遠距離に使われるので、今度の料金改定では遠距離のほうが経営的に見ると歩が悪い。したがって、もっと小回りのきくような運営をしたほうが得だというので、無線をはずしている無線タクシーがございますが、そのことを御承知ですか。
○見坊政府委員 無線タクシーの価値につきましては、私どもは非常に評価をいたしております。無線タクシーは、まず需要に的確に適応し得る、それから流しと違いまして運転者の状況等も把握できるというようなことから、今後も普及拡充さしてまいりたいという方針でおります。
同時にまた制度の上でも、たとえば無線タクシーというもの、こういうものを思い切って採用する。それにはそれだけの対価を与えてやらなければ、これは数十万円金がかかるのですからできません。こういういろいろな点を考えて、この四、五年の間には根本的な抜本的なものの考え方をタクシー行政では考えなくちゃいかぬのじゃないか。
それからタクシーで、ちょうどハイヤーとタクシーの中間的な無線タクシーというものが現在ございます。東京では約五千台あるわけでございますが、これをさらにふやすと同時に、この無線タクシーを使いやすいようにする必要があるのではないか。
○黒住政府委員 いまのは無線タクシーでございまして、無線タクシーはいわばハイヤーとタクシーの中間的なものでございます。それで、営業所に電話をかけて無線を配車いたします場合には、すでにそこで運送契約が成立しておりますから、車庫を出てからお客のところまでに対しましては、たとえば東京都におきましては百円の範囲内で取るということで、それであとは事後料金ということになっております。
これをつくる当時に、例のベルボーイ・システムを日本に採用するというお話があって、これとの関係はどうなるかというお話を承ったことがあるのですが、当初は何かベルボーイを一緒にしておやりになるようなお話だったのですが、いま現在はベルボーイは消えまして、移動無線、タクシー、新聞、高速度道路公団、日本国有鉄道、こういったところが会員になって発足しているということなんですが、ベルボーイのほうはどうなるんですかね
これは現在私どもの業界では、無線タクシーだとか、それから駐車場とか、そういったことを総合して、今鋭意研究中でございますが、ただ諸外国と若干違っておることがございます。それはアメリカにしても欧州にいたしましても、非常に自動車交通の発達しておる国においては、道路交通の大宗を占めますものは自家用でございます。