2019-10-24 第200回国会 衆議院 本会議 第4号
米国側がこれらを盾に、米の無税輸入枠の設定など、さらなる市場開放を強く求めてきた場合、総理は断れますか。米は完全に守ったどころか、応じざるを得ないのではありませんか。 再交渉には終わりがありません。セーフガード措置も事実上無力化させられ、結局、日本が米国に対し、あらゆる分野にわたる譲歩を迫られることになるのではありませんか。 本協定の問題点は、農産物の際限ない市場開放にとどまりません。
米国側がこれらを盾に、米の無税輸入枠の設定など、さらなる市場開放を強く求めてきた場合、総理は断れますか。米は完全に守ったどころか、応じざるを得ないのではありませんか。 再交渉には終わりがありません。セーフガード措置も事実上無力化させられ、結局、日本が米国に対し、あらゆる分野にわたる譲歩を迫られることになるのではありませんか。 本協定の問題点は、農産物の際限ない市場開放にとどまりません。
○紙智子君 報道によりますと、カナダは供給管理制度を維持したんだけれども、乳製品などアメリカ向けの品目別の無税輸入枠を設定したというようにあるんですよね。そうすると、クリームとかはTPP以上の譲歩をしたんじゃないですかね。
プロセスチーズ原料用チーズにつきましては、国産ナチュラルチーズの使用を条件に一定量の原料用ナチュラルチーズの無税輸入を認める制度、いわゆる抱き合わせ制度が設けられておりまして、主として、チェダー、ゴーダ等ハード系チーズで活用されております。
米でいえば、オーストラリアに無税輸入枠を設定すると。小麦についても、オーストラリア、カナダに無税枠の輸入枠を設定すると。アメリカが抜けてもこのTPPの本質は変わらないわけですね。一方、アメリカのライス協会は、TPP枠でも不十分だと言ってきたんですよ、あの五万トン枠でも不十分だと言ってきたと。日米経済対話でこの後圧力を掛けてくるの必至だと思うんですね。
国内のチーズ需要が近年増加傾向にあるということに加え、この関税割り当ては、国産チーズの使用を増加させなければ豪州産チーズの無税輸入をふやすことができない仕組みとなっておりますので、国内の生乳生産に悪影響を及ぼすことはないと考えております。
また、両国の附属表にある有害廃棄物の無税輸入措置は、受入れ国の安全保障の信頼性などについて多くの課題が指摘されています。 我が党は、有害廃棄物の国内処理原則の一層の厳格を求めるとともに、関係国との約束の履行状況などを今後も注目していくものであります。 以上をもって意見表明といたします。
さらに、タイとチリ両国の附属表に盛り込まれている有害廃棄物の無税輸入措置の問題もあります。 以上をもって、討論といたします。
中小零細企業に与える打撃、本当に転嫁するだろうかどうか、私はそう思いますし、あるいは売上税のように輸出は無税、輸入は有税、こうなりますとこれは内需拡大に逆行する、あるいは行政コストの点というものが考えられていない、この三点が欠落している、私は個人的にこう思います。その答弁は要りませんが、いずれにいたしましても、国民が今大きな心配をしておりますのはこの六項目以外にあると私は思っております。
次に、スキーぐつに関連いたしますEECとの合意文書についてでございますが、今回のプラスチック製スキーぐつの関税率引き上げの代償としてガット第二十八条の定めるところに従いましてわが国が提供いたしました十三品目のうち大理石等及びその製品三品目につきましては、実行税率二%が無税に引き下げられておりますが、従来から当該輸入品の多くを発展途上国に依存しております関係上、相当部分が特恵制度のもとに、すでに無税輸入
大理石関連の三品目につきましては、譲許税率を無税に引き下げるものでございますけれども、これらについては、輸入の過半数は韓国、台湾等から行われておりまして、そういった国々につきましては、現在特恵制度のもとにおいて無税輸入が適用されております。したがいまして、ある意味では、実行税率はそれほど——イタリアからの製品についてのみ事実上は引き下げがある、こういうことになっております。
それは本年初頭ワシントンで開かれましたところの日米通商交渉では肥育用子牛の無税輸入ワク五千頭、さらにオレンジ、果汁、ホテル用高級肉の輸入ワクの拡大という米国の要求を大幅にのんだ形で決着がつけられました。こうしたなしくずし的な自由化のあり方にはわれわれはたいへんな不満と憤りを実は感じておるわけであります。
○斎藤(吉)説明員 今回、五千頭の子牛の無税輸入というワクができたわけでございますが、これは現実の問題といたしまして、どの程度肉の消費者価格に影響するかということになりますと、なかなかむずかしいわけでございまして、子牛の段階で入ってくるわけでございます。
○曽祢委員 むろんこのコンテナー条約のほうはコンテナそのものの、要するにいわゆる通関行為の便宜に資する一時無税輸入または無税輸出を認めるということにあるし、第二のTIR条約のほうはコンテナに含まれあるいはその他の特殊の重量輸送形態をとったところの貨物の通関国における免税輸送を認めるということに主があるということはわかっているのですけれども、ただわが国の利益で考えて、この条約にわが国が入るそのメリット
○高島説明員 この条約は、もともとILOが提唱いたしまして、非常に長い航海に従事いたします船員のレクリエーションのためにいろいろ船上で使いまする厚生用物品、ここに書いてございますような「文化上、教育上、レクリエーション上、宗教上又はスポーツ上の活動のための物品」、こういったものを船舶上で使いますために、その船が寄港いたしまする港におきまして無税輸入を認めてもらっておいて、そこへ船が着いた際に、そこでその
これによりますと、熱帯産品については早急に無税輸入を実現すべきこととされておりますけれども、わが国の場合、紅茶、バナナ、油脂等に問題が残されております。また、ガットばかりでなく、近く国連の貿易開発会議が開かれますが、そこにおきましても、後進国貿易の問題が広く取り上げられる、こういう予想でございます。
それからもう一つは無税輸入によつて両方の意見が建つて、英国の官憲はこれは免税されないのだ、ところがアメリカのほうの解釈によるとこれは免税されるのだと、こういうので無税品が相当輸入されたので今度は一九四六年一月十八日及び二月二十一日の交換覚書によつてその点をはつきりするために、両国の官憲において意見が違つたときには関税免除をしないと、こういうふうにはつきりしたのです。
輸入税については、染色関係者から高級染料の無税輸入が主張され、又一ノ宮毛織染色業者から公団の手持染料のために高級染料の輸入が手控えられるとの噂があるけれども、輸出品の重要原料であるからその措置を誤らないようにとの陳情がありました。東洋レーヨンにおきましては、将来の輸出産業としての化繊工業保護論と共に、重要産業の保護を関税によるべきか、生産奨励金によるべきか大いに考慮すべき点であるのであります。
占領下における日本が、関税自主権を持つていないことは当然であり、また外国よりの援助を受けておる今日、養糧品等に対し無税輸入の取扱いがなされることは、あるいはこれまた当然であるかもしれませんが、わが国民が熱望し、連合国側も希望しておるわが国の経済自立のためには、わが国の国内産業が発展し、伸展しなければならないことは論ずるまでもございません。
本案審議に当りましては、各委員より熱心なる質疑があり、政府亦これに対し懇切なる答弁がありましたが、今その質疑應答の主なるものを申上げますれば、一委員より、食糧の無税輸入は放出食糧のみでなく、他の輸入食糧も無税で輸入しているか、及び過剩農業恐慌により外國農産物が無税輸入される場合、我が國農業は、工業生産品と農業生産品との鋏状價格差による二重の圧力を受け、農業経営に大なる影響を與えると思うがどうかという