1998-04-07 第142回国会 参議院 総務委員会 第7号 そういう点を超えて、ポツダム宣言という条件つき敗戦にもかかわらず、マッカーサーが乗り込んできて、武装解除を遂げた途端にまさに無条件条約そのものをあらゆる政策において行ったということが現実でありましょう。当時はああした敗戦の廃墟の、しかも極めて深刻な状況の中で、それにあえて抗議をするだけの力もなかった。そういう点で、この裁判そのものが司法裁判というよりは政治的な判断と裁判であった。 板垣正