1991-11-22 第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会公聴会 第1号
国連安保理は、イラク軍のクウェートからの無条件撤退要求に始まり、経済制裁、併合無効、武力行使容認など十二の決議を重ねて、国際世論の方向に決定的な影響を与えました。冷戦の終結に伴って国連の世界平和に対する役割は重要性を増しております。国連の一員、しかも経済大国として、我が国が国連の国際安全保障のための活動に協力することは国連の平和維持機能を強化することになると存じます。
国連安保理は、イラク軍のクウェートからの無条件撤退要求に始まり、経済制裁、併合無効、武力行使容認など十二の決議を重ねて、国際世論の方向に決定的な影響を与えました。冷戦の終結に伴って国連の世界平和に対する役割は重要性を増しております。国連の一員、しかも経済大国として、我が国が国連の国際安全保障のための活動に協力することは国連の平和維持機能を強化することになると存じます。
○赤尾政府委員 この決議自体は、イラクのクウェート侵攻非難とイラクに対する無条件撤退要求、それとイラクとクウェートに対して集中的な交渉を即座に開始するよう要請すること、同時に、この点に関するすべての努力、特にアラブ連盟の努力を支援するということでございまして、日本に対する直接の要請はございません。