1975-03-26 第75回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第9号
御案内のとおり、現在、任意の自動車保険につきましては、契約者単位の保険となっていますので、事故車と無事故車との間の保険料負担の公平と事故防止とに資するため、過去一年間の保険事故、これは保険金支払いの対象になった事故を言うわけでありますが、それの有無を基礎としたメリット・デメリット制度を実施しております。
御案内のとおり、現在、任意の自動車保険につきましては、契約者単位の保険となっていますので、事故車と無事故車との間の保険料負担の公平と事故防止とに資するため、過去一年間の保険事故、これは保険金支払いの対象になった事故を言うわけでありますが、それの有無を基礎としたメリット・デメリット制度を実施しております。
自賠責に関するメリデメ制の採用についてでございますが、実は自賠責審議会で四十四年十月七日に答申が行われておりまして、その際にはメリットデメリット制度の導入につきまして、「事故車と無事故車との間の保険料負担の公平と事故防止とに資するため、責任保険においても、今後、無事故車に対しては保険料を割引きし、事故車に対しては割増しするいわゆるメリット・デメリット制度を導入していくのが適当である。」
第三は、事故車と無事故車との間の保険料負担の公平に資するため、自動車の運行によって他人を死亡させたときは、保険契約者に追加保険料を支払う義務を負わせることであります。 第四は、農業協同組合等が行なう責任共済につきましても、本制度の円滑かつ適正な運営を期するとともに、本制度の社会保険的性格にかんがみ、責任保険について国が再保険しているのと同様に国がその六割を保険することであります。
第三は、事故車と無事故車との間の保険料負担の公平に資するため、自動車の運行によって他人を死亡させたときは、保険契約者に追加保険料を支払う義務を負わせることであります。 第四は、農業協同組合等が行なう責任共済につきましても、本制度の円滑かつ適正な運営を期するとともに、本制度の社会保険的性格にかんがみ、責任保険について国が再保険しているのと同様に国がその六割を保険することであります。
ただいま御案内のように、事故車も無事故車も、一律に強制保険で同じ料率をちょうだいしているようなわけでございますので、事故を起こしたような車からは、保険料は高く取れというような御意見でございます。また、運転免許証を持っている人がいま二千五、六百万人おられると思うのでございますが、そういう人たちを対象にして、保険を契約さしたらいいではないかというような貴重な御意見もいただいておるわけでございます。