1988-03-22 第112回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
今、円が百二十七円ぐらいで落ちつきまして、アメリカの貿易赤字も百二十億ドルから百三十億弱ぐらいでどうやら小康状態を保っている為替状態でございますけれども、私たちが見ておりますと、今度のアメリカの財政赤字の削減の中身あるいは防衛費の関係、そういったところを見ていきますと、やはりアメリカの政府なりあるいは議会、そして国民全体も、世界の基軸国たる自国の通貨、そして自分たちの国の国際的な責任、そういった問題
今、円が百二十七円ぐらいで落ちつきまして、アメリカの貿易赤字も百二十億ドルから百三十億弱ぐらいでどうやら小康状態を保っている為替状態でございますけれども、私たちが見ておりますと、今度のアメリカの財政赤字の削減の中身あるいは防衛費の関係、そういったところを見ていきますと、やはりアメリカの政府なりあるいは議会、そして国民全体も、世界の基軸国たる自国の通貨、そして自分たちの国の国際的な責任、そういった問題
この社説の申すことはまことに一面もっともでありまして、このようないわば不安定な為替状態をつくり出している基本の原因は何なのか、それについて政府にもいろいろ至らざるところがあり、これからなすべきこともあるではないかという指摘は、私は基本的に間違っていないと思います。
そうすると、いまのこのような為替状態が大体続くと思うんですが、そうしますと、だんだん人件費は上がるにしましても、燃料なんかはそうこたえぬのじゃないかと思うんですが、それでもなおかつ航空会社が国鉄の運賃値上げとほぼ並行しながら上げていこうと。これについて大臣が何か新聞に語られたことをちょっと書いておりましたが、航空会社は明確な算定基礎なんかも余りいま世間には発表しておりません。
資本の自由化の問題につきましては、国際的に見ましても、IMFの規定からいっても、貿易及び経常的な取引についての自由化ということは、為替状態がよくなれば制限してはいかぬということになっておりますけれども、資本取引については例外を認めておるわけでございます。従いましてこれはそう急速に外からやれということにもなりませんし、われわれとしても慎重にやって参ってしかるべきではないか、かように考えております。
○小滝彬君 ぜひそういうような緩和的な面も、私は無制限にやっていただきたいというわけではないのですが、どうかすると、非合法的にやるというようなことも考えさせることもあるというようなことは、国際的にもずいぶん、ヨーロッパあたりにもありますし、だんだん為替状態がノーマルな状態になってくるので、ぜひそうした緩和の面も考えていただきたいということです。
先ほど御質問のありました日本の為替状態、現在の為替状態ということにおきましてこれは考えるべき問題だと思いまして、国内で使用する円資金は、どうしても原則としては国民の貯蓄によってこれをまかなっていくということが原則でなければらなぬかと思いますが、どうしても買うべき品物は必要だ、絶体必要なものがあってしかも為替がない、外貨がない、手持ちがないといったふうな場合には、また別に考慮をしなければならぬと思いますが
○国務大臣(石橋湛山君) 三年ということも、特に三年でなければいかぬと、こういう理由はないと存じますが、そうかといって、今の為替状態、あるいは貿易の状態がここ一年の間に改まって、ノーマルな状態になるという見通しも現在つきませんから、とにかく一応三年というくらいの日子はどうしても世界の貿易がノーマルに戻るのには、そのくらいの期間は要するであろう、こういう見地から三年にいたしたわけであります。
○説明員(永井三樹三君) これは第三条におきまして「国際収支を擁護するため」という言葉を使いましたのは、ガットを初めといたしまして戦後の通商関係の協定に常に採用されている条項でございまして、即ち輸出入制限、特に輸入の制限につきましては、できれば無差別待遇で行くべきであるという原則に対しまして、実際問題といたしまして戦後の各国に対外為替状態、国際収支の状態からして、無差別に輸入の制限を解くということはできない
○前谷政府委員 砂糖の輸入につきましては、大体九月までの輸入の見通しが立つたわけでございますが、九月までの輸入の状態を考え、また国内の購買力の関係から考え、その他代替品の状態から考えまして、まず砂糖の需給事情はほぼバランスをとり得るものということを考えておるわけでございますが、御指摘の、将来において、つまり下半期あるいはそれ以後の為替状態がどういうふうになるか、それによつて砂糖の輸入がどういうふうになりますか
但しその外貨建の補償は他の円貨建の補償と同じように、向うの申請に対して応じ得るので、外貨建で補償する場合においては日本の為替状態の許す状況に応じて外貨建の補償をするし、これの送金については外国為替に関する法令に従つて送金を認める。こういうことで外貨建の補償をすることは、一部日本側は承認しながら、それの実行については運用を以て日本の為替状態にマツチせしめる。
尤も例外的に連合国人自身の財産が外貨建であるもの、例えば外貨債であるとか、或いは外貨で実施契約がされた特許権であるとか、或いは外貨建の金銭債権、こういうものにつきましては補償も又外貨でなされることになつておりますが、この外貨による補償につきましても特別な規定を設けまして、建前は外貨で補償するが、その支拂い方は、日本の為替状態の許す最も速かな時期において、外国為替に関する法令の規定に従つて、請求権者に
それが原則でございますが、ただ連合国人の日本国内において有しておる財産自身が外貨で所持する場合、例えば外貨債権であるとか、或いは外貨債であるとか、或いは外貨契約による特許実施契約というような場合は、外貨の補償をしなければならん立場になつておりますが、これも無条件に外貨補償をするわけではなしに、外貨補償をする場合でもこの法律にありますように、「日本の為替状態の許す最もすみやかな時期において、外国為替に
また補償金の支拂いは原則として円貨でされることとし、またわが国の財政状態及び為替状態を考慮して、補償金の支拂い限度は一会計年度百億円を限度といたしておるのであります。 この法律案は、十月二十二日、本委員会に付託され、二十四日政府より提案理由の説明を聽取し、二十五日より数回にわたつて愼重審議いたされました。
これはもちろん財政状態なり、為替状態なりをお考えの上で、百億という決定をされたように想像はいたすのでありますが、その間の事情をひとつ御説明いただきたいのであります。なぜ百億円としなければならぬか。
それから補償の支拂でございますが、これは第十七條あたりが主なる内容に相成りますが、すべて円貨で日本国内において支拂う、それを海外にいる連合国人等が送金を受ける場合には、無條件送金を無論認めるわけではないので、すべて日本人の送金と同じように、外国為替管理法の適用を受けて送金の申請をして、日本の為替状態が許すならば認める、一応は国内における円貨支拂を以てすべて解決するということにいたしております。
補償金の支拂は、原則として円貨を以てし、又一会計年度における支拂の限度を百億円に限定する等我が国の財政状態及び為替状態に成るべく困難な影響を與えぬよう配慮いたしてある次第であります。
補償金の支拂いは、原則として円貨をもつてし、また一会計年度における支拂いの限度を百億円に限定する等、わが国の財政状態及び為替状態になるべく困難な影響を與えぬよう、配慮いたしてある次第であります。
○團伊能君 なお今日只今ありましたような給与の表もございますが、なかなか外国に駐在されて、今日の為替状態から考えて、非常な御不足の点が多いと思います。
しこうして一ドル、四ルーブル幾らだと聞いておつたのでありますが、私ははたして一ドルが四ルーブル程度でいいかどうかということにつきまして、実はあの新聞が出ます一週間くらい前、引揚げの友人その他について向うの物価を調べまして、ああはならぬだろうと思つたところが、ああいうふうなものが出まして驚いたのでありますが、今後ソ連邦の各国との為替状態につきましては、今ここに申し上げる資料を持つておりません。