2019-05-21 第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
したがって、私は、財務省としても、為替水準安定維持のためにも財政規律の確保が欠かせないというふうに考えておりますが、その点に関する御所見を最後にお伺いいたします。
したがって、私は、財務省としても、為替水準安定維持のためにも財政規律の確保が欠かせないというふうに考えておりますが、その点に関する御所見を最後にお伺いいたします。
そういった意味で、為替水準が輸出に大きく影響するということは、今でももちろん影響はしているんですけれども、輸出数量を大きく増加させるという効果はそれほどないかもしれませんが、それから、仮にあったとしても、輸出のGDPに占める割合が韓国やドイツの半分ぐらいですので、輸出主導型で成長を続けるということにはならないと思いますけれども、しかし、為替は非常に企業収益あるいは日本経済全体にいろいろな影響を及ぼしますので
もちろん、いろいろな要因があるとは思いますけれども、一つは、やはり二〇一三年に、異次元の金融緩和ということで市場にインパクトを与えた、それがカタリストとなって、これまで超デフレ下で、非常に日本企業自身も苦しむ中でも、収益を確保するための体質改善を持続的に続けられてきたというところが、結果としての為替水準が正常化することに伴いまして、非常に収益を生む環境が改善されたというところもこれあり、景気というか
ドル・円の為替水準、どういうふうに米国が思っているのかを含めて、G20、日米経済対話においての所感をお伺いできますでしょうか。
あるいは、当然、外国人投資家の動きは、金融政策、それに加えて為替もかなり影響しているというふうに思っておりますけれども、現在の為替水準につきまして、妥当な水準と考えているかどうか。この点、御答弁いただけたらと思います。
その後、為替水準、円安に振れた部分もあり、外為特会の中で再投資する部分もあったので持ち値が百十五円というところに来ているということだと思いますが、この百十五円というのは、昨日はニューヨーク市場で円高の方に振れていますが、現状の為替レートからだとそんなには遠いところにいるわけではありません。
一つお伺いしたいと思いますが、この外為特会の外貨建て資産の平均持ち値、言わば為替の変動に対してブレークイーブンになる為替水準、これはドル・円でいうとどれぐらい、幾らぐらいでしょうか。
○政府参考人(武内良樹君) 平成二十七年度末貸借対照表を基に試算いたしますと、外国為替の評価損がなくなる為替水準は百十五円程度でございます。
その主たる原因は、二〇一六年度から円高方向に事が推移して、御存じのように百十五円が百四円までたしか円高が進んだと、推移したことが大きな理由だと思いますが、しかし、こうした為替水準の変動による税収の増減というものは、これは実体経済の動向にかかわらず生じることだと思っております。
例えば、私たちがコントロールが難しい為替水準です。今だと、例えば百二十円とかという水準がついてくると、ああ、異様に円安になってしまったと思って、日本国債をこれ以上持っていてもしようがないんじゃないかという話になってくるというふうに言われています。
これまで我が国は、G7各国と同様に、為替水準は各国の財政金融政策の結果として自由な市場において決定されるものである、こうしたことを貫いてきたということだと思います。これ、大統領が替わっていろいろと市場の変動はあるかもしれませんけれども、我が国の政策は不変であるということを確認したいと思います。
だから、私が怖いのは、円安、一ドル百二十円をやって、モルヒネを打ったら、それは輸出関係の人たちは喜ぶかもしれませんけれども、永遠に政府、日銀の力でずっとその為替水準を維持できるんだったらいいですよ、でも、そうではないということはもう皆さんおわかりのとおり、国の使えるお金、資金というのはもう限られています、外国のファンドに比べると。
あえてどこが適正な為替水準とは申し上げませんが、行き過ぎた円高が是正されたということは皆さん大体わかっていただけると思いますよ。それは事実であります。 確かに乱高下がございますが、世界的なリスク回避の動きの中で、世界じゅうの株式市場において乱高下が見られたのは事実であります。
○行田邦子君 為替水準に左右されずに日本に来てみたいと思っていただけるような、そのような外国人観光客を増やすような観光政策を、力強いものを打ち出していただきたいと思っております。 こうした中で、訪日クルーズ旅客数が五年間目標前倒しでもう達成してしまったということであります。
しかし、これは為替水準だけではなくて、ビザを緩和したこと、また免税制度を拡充したこと、出入国管理体制を充実したことなど、政府一丸となった総合的な取組が功を奏した結果であるというふうに考えております。
ということは、今の為替水準が当然介入の用意に値するということですか。
中には、某ファストフード店の商品を一つの指標にして為替水準をはかるなんという、そんなことをやっていらっしゃる方たちもいらっしゃるわけでありますけれども、それが正しいのか正しくないのかというのはいろいろな議論があるかと思います。
いずれにしましても、為替政策、為替水準等につきましては、私からは特別に発言することは差し控えたいと思います。
社会保障制度は現状のまま、日本国民の生活水準も変えないものとして、つまり為替水準などの全ての経済状況が現状のままと仮定して、どれぐらいのこれは財源を確保して消費税を上げなければならないというふうに財務省は試算しているんでしょうか。
○国務大臣(麻生太郎君) もう十回以上お答えしたと思いますが、為替水準についてのコメントはしないと、これもうずうっと申し上げておりますので、手を替え品を替え聞かれても答えは同じであろうと存じますので、それだけは何回聞かれても同じことです。
○前原委員 為替水準にはこだわらないということをおっしゃいました。 しかし、次の質問でいいますと、三つ目のいわゆるマイナス金利というのはいわゆる量的緩和ではなくて、量的緩和もイールドカーブを下げてという効果があったわけでありますが、ダイレクトに金利が下がるわけですね。そうすると、他国との金利差は広がりますね。 他国との金利差が広がれば、これは通貨安政策と見られるんじゃないですか。
○風間直樹君 アメリカの金利の今後の引上げを現在日本のマーケットは既に織り込んでいるので、それは既に現在の為替水準に反映されているはずだと、こういう御答弁でした。 FEDが見込んでいるのは、二〇一七年でFFレートが三%程度、一八年には四%程度という水準であります。市場参加者は、十年物の米国債が一七年で四%、一八年には五%程度というような水準を見込んでいると言われています。
そうすると、日銀の今の目標に照らせば、為替水準がどう動くか、それに伴って日銀が我が国の金利水準をどのように変更していくか、これは現在のところ余り眼中にないわけですね。
一方で、歴史や文化体験を上位としているのが欧米人でございまして、先ほど申し上げましたとおり、為替水準次第で訪日客数というのが非常に激減する懸念もあるわけでございます。実際に外国人観光客が何で増えていったかということを単純に考えてみると、やっぱり為替の動向に非常にリンクをしております。買物だけではなくて歴史や文化体験を目的に来日する旅行客を増やすといった戦略が大変重要です。