1975-11-20 第76回国会 参議院 外務委員会 第4号
○戸叶武君 アメリカとフランスの間に歩み寄りができたということは一つの大きな収穫だというふうにアメリカ側は見ているようですが、問題は、まだまだこれは煮詰めていかなきゃならない問題だと思うんでありますが、いま宮澤外務大臣が言われているように、メモランダムはIMF規定第四条為替機構改正について共同案を持ち、来年一月のジャマイカで共同行動がとれるように、そこで煮詰めていくんではないかと見られておりますが、
○戸叶武君 アメリカとフランスの間に歩み寄りができたということは一つの大きな収穫だというふうにアメリカ側は見ているようですが、問題は、まだまだこれは煮詰めていかなきゃならない問題だと思うんでありますが、いま宮澤外務大臣が言われているように、メモランダムはIMF規定第四条為替機構改正について共同案を持ち、来年一月のジャマイカで共同行動がとれるように、そこで煮詰めていくんではないかと見られておりますが、
○説明員(木内信胤君) それを簡単に申上げることができますれば……為替機構はどうあるべきかというような調査委員会でもお開き下さつて、十分に申上げたいということのエツセンスを申上げることになるので、短い言葉で言えと言われますことは甚だ辛いのでありますが、まあ併し言つて見ますれば、現機構は、今も大蔵大臣からお話がありました通り、三年越し何となく大蔵省とは争いを続けて来た。
もちろんそれは行政機構改革という大きな見地からやられるのでありますから、私は反対しませんが、ただ問題は、そういう場合に、日本の国内的な事情によつて、日本の為替機構というものが二、三にかわるということになると、外国の銀行とか、あるいは国際通貨基金とか、そういうものとの関係において、日本の為替行政に対するある程度の心配というものが起りはせぬかというふうに思うのであります。
それから大蔵省では国際の貿易為替機構がございます。或いは関脱機構さようなものがございます。それから農林省ではFAO関係があります。通産省でもやはり貿易機構がございます。そのほかいろいろな品物についての国際委員会、或いは国際会議というようなものがございます。それから運輸省におきましてもこれは例えば国際航空会議でございますとか、或いは海運のほうの会議というのがございます。
○大久保政府委員 外国為替管理委員会は、御承知の通り現在の日本の貿易為替機構の中で、おもに外貨資金の運営という事務担当をいたしております。外貨資金の運営自体は、事柄は非常に簡単のようでございますが、非常に複雑多岐にわたつております。御承知の通り会計自体が一つの銀行的な仕事をやつておるわけでございます。