1974-02-08 第72回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
○横田参考人 この一月二十三日の為替市場再開のときのドルの問題でございますけれども、直物出来高七億四千万ドルというようなことで、非常に大量のほうでございます。しかし、どうも私どものほうでは、私どものほうの銀行の資料しかございませんので、全般的なことはちょっと申し上げかねますけれども、その大部分は通常の輸入決済のための買い取りであったようであります。
○横田参考人 この一月二十三日の為替市場再開のときのドルの問題でございますけれども、直物出来高七億四千万ドルというようなことで、非常に大量のほうでございます。しかし、どうも私どものほうでは、私どものほうの銀行の資料しかございませんので、全般的なことはちょっと申し上げかねますけれども、その大部分は通常の輸入決済のための買い取りであったようであります。
○近江委員 わが国の為替市場再開後の歩みを見てみますと、たとえば二月十四日の相場が二百七十一円二十銭、十五日が二百六十五円五十銭、十六日が二百六十三円五十銭、このように円高になっております。
(拍手) 今回、円の問題をめぐって、二月九日に東京外国為替市場の閉鎖、十三日米国のドル切り下げ、そして本日、東京為替市場再開とともに二百七十二円をもって変動相場制に移行するという緊急事態に立ち至ったのであります。
その意味におきまして、私どもはまだ外国為替市場再開を決定いたしておりません。おりませんが、再開したいという気持ちは常に前日に持ち続けている、毎日毎日延ばしているわけでございます。毎日毎日、翌日に開くチャンスをうかがっているというのが実情でございます。 ————◇—————
御承知のとおり、欧州の主要通貨は、二十三日の為替市場再開以来、IMF協定に定める変動幅をこえる相場を示し、その結果、円は欧州のほとんどすべての通貨に対して実質的に切り下げられた形になり、このままでは国際協調上問題を生ずるおそれがありました。その後国際通貨体制再建のため、主要諸国による多角的協議の気運も高まり、九月十五日にはロンドンで十カ国蔵相会議の開催が予定されております。
御承知のとおり、欧州の主要通貨は二十三日の為替市場再開以来、IMF協定に定める変動幅をこえる相場を示し、その結果、円は欧州のほとんどすべての通貨に対して実質的に切り下げられた形になり、このままでは国際協調上問題を生ずるおそれがありました。 その後、国際通貨体制再建のため主要諸国による多角的協議の機運も高まり、九月十五日にはロンドンで十カ国蔵相会議の開催が予定されております。