2015-09-10 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、詳しい議論の内容について御紹介をすることは差し控えたいと存じますが、会議後に発出されております声明、声明が出ておりますので、においては、我々は、根底にあるファンダメンタルズを反映するためには、より市場で決定される為替レートシステムと為替の柔軟性に移行して、そして、為替レートの継続したファンダメンタルズからの乖離というものを避けるとのコミットメント
○国務大臣(麻生太郎君) 先ほども申し上げましたように、詳しい議論の内容について御紹介をすることは差し控えたいと存じますが、会議後に発出されております声明、声明が出ておりますので、においては、我々は、根底にあるファンダメンタルズを反映するためには、より市場で決定される為替レートシステムと為替の柔軟性に移行して、そして、為替レートの継続したファンダメンタルズからの乖離というものを避けるとのコミットメント
そういう意味で、今回のG20においても、各国を含めて、中国を含む各国がコミットメントを確認した、コミットメントの内容としては、やはりより市場で決定される為替レートシステムと為替の柔軟性に移行する、こういう方向だというのをみんなで確認し合ったというのが今回のG20の意義なのではないかと思います。
○内閣総理大臣(野田佳彦君) さきのカンヌ・サミットで改めて確認されたことでありますけれども、これ主に新興国を念頭に置いておりますが、根底にある経済のファンダメンタルズを反映するため、より市場で決定される為替レートシステムにより迅速に移行し、為替レートの柔軟性を向上させるとともに、為替レートの継続したファンダメンタルズからの乖離を避け、通貨の競争的な切下げを回避することへのコミットメントというのを確認
さて、APEC財務相会合の共同声明では、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的切り下げを回避すると明記されました。これは、市場をゆがめる政府・通貨当局の為替介入をやめようとの趣旨と解されます。 そもそも、為替介入は経済理論からも実態からも長期的な効果は薄いのに、外為特会で百兆円も借金してまでなぜ続けるんですか。
こうした中で、御指摘のように、先般のG20やAPEC会合でも、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的切り下げを回避することに加え、準備通貨を持つ国々を含む先進国は為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視することが合意をされたところでございます。
こうした状況を踏まえまして、先般、韓国の慶州で開催されましたG20の財務大臣・中央銀行総裁会議におきまして、通貨については、根底にある経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定された為替レートシステムに移行することに加えまして、これまでの合意からさらに踏み込んで、準備通貨を持つ国々を含む先進国、いわゆるドル、円、ユーロ、こうした通貨を持つ通貨当局は、為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視するということに
国務大臣(野田佳彦君) G20においては、まさにドルがどうのとか人民元がどうとか円がどうのという個別の通貨あるいは個別国の為替政策をどうのではなくて、通貨安競争に陥っている世界経済というのは危ないと、だったらどうしようかというところで政策協調をさせていただきまして、通貨の問題については、もう先ほど来いろんな御議論の中で明らかにしたように、経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定される為替レートシステム
○国務大臣(野田佳彦君) さっき申し上げたように、新興黒字国は為替の柔軟化に努めるとか経済のファンダメンタルズが反映されるようにすることとか、そういう為替レートシステムに移行することとかということは、いろんな立場の国のいわゆる最終的な最大公約数を表現する立場です。
そこで、もう一つお伺いしますが、この共同声明の中に、為替、通貨安を防止するということで、「根底にある経済のファンダメンタルズを反映し、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的な切り下げを回避する。準備通貨を持つ国々を含む先進国は、為替レートの過度の変動や無秩序な動きを監視する。」という文章になっています。 大臣は、この文章、つまり最後の「過度の変動や無秩序な動きを監視する。」
その中で、幾つか一定の前進がございましたけれども、まず為替については、経済のファンダメンタルズを反映し、市場を反映した為替レートシステムに移行し、通貨安競争を回避することであるとか、あるいは、これまで為替の過度な変動であるとか無秩序な動きというのは経済や金融の安定に悪影響を及ぼすという認識でとどまっておりましたけれども、これをより、主要通貨を持つ国々が監視をする、そういう合意もされました。