2019-05-07 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
例えば先ほど、点字試験の実施だとか手話通訳の配置だとか介助者ということを申し上げましたけれども、視覚障害があると墨字は読めません。かわりに、点字というもの、あるいは別の形での情報入手をする。聴覚障害者についても、耳からの情報ではなくて目から情報を受けることで、障害のない方たちと機会が均等になるということをやはり知っていただきたいというふうに思っています。
例えば先ほど、点字試験の実施だとか手話通訳の配置だとか介助者ということを申し上げましたけれども、視覚障害があると墨字は読めません。かわりに、点字というもの、あるいは別の形での情報入手をする。聴覚障害者についても、耳からの情報ではなくて目から情報を受けることで、障害のない方たちと機会が均等になるということをやはり知っていただきたいというふうに思っています。
やはり、必要なのは、政策を立案していく立場での障害者、障害当事者のかかわりという点で、そういう方を採用する道を、従来、点字試験も受けられるわけですけれども、二十数年でわずか一人というようなこともありますから、何かそういう特別な枠を設けるような方向での考え方で、特に政策立案で障害者がかかわっていけるようにしていただきたい、そのように思っております。 以上です。
点字試験は、今回の統一試験で八十三名の利用があったと聞いています。実際には大変狭き門であったということなんですけれども、採用試験時の合理的配慮、まだまだ不十分とは思いますが、先ほどお話のあったパソコンの問題ですとか、一定の人事院の配慮がされたと思っています。
今回の採用に当たりましては、例えば人事院の統一的な採用試験の中でも、視覚障害の方に配慮した点字試験などの配慮が行われたというふうに承知をしておりますし、また、厚生労働省においても独自の採用を進めていますが、障害種別に応じたそれぞれの配慮ということに努力をしてきたところでございます。
ただ、今申し上げましたように、試験として用意しております点字試験、それから拡大文字による試験のほか、例えば聴覚障害者の方でありましたら補聴器を使用していただく、あるいは上肢機能障害の方で筆記が困難な方につきましては、マークシート答案につきましては丸付けの形の答案用紙に変えるといったような配慮も行っているところでございまして、それ以外の障害のある方につきましても、例えば試験室における着席の位置でございますとか
しかし、日本では公務部門でさえ、障害者採用試験の際に必要な点字試験の実施や手話通訳の配置等の合理的配慮の提供を放棄したり、自力通勤、介助者なしの職務遂行ができるかどうかを挙げている自治体すら多く存在しています。
人事院自身といたしましては、例えば、職員の採用試験の際に点字試験を認めますといったような受験上の便宜を図るという制度を整備してきております。今後とも、成績主義の原則というのは公務員の世界にはあるわけでございますが、その成績主義の原則とそれから雇用促進法の趣旨、この双方を勘案いたしまして、障害者雇用の促進のために適切な対応を図っていく必要があると認識いたしております。
療観察法案を廃案にすることに関する請願(第 一六〇七号外一五件) ○在日朝鮮人等に対する民族差別強化反対に関す る請願(第一七三九号外一件) ○成人重国籍の容認に関する請願(第一七四八号 外七件) ○法務局、更生保護官署、入国管理官署、少年院 施設の増員に関する請願(第一八四四号外四六 件) ○選択的夫婦別姓の導入など民法改正に関する請 願(第一九四三号外一件) ○司法試験短答式試験の点字試験
また、職務遂行に必要な能力の実証に基づくという成績主義の原則が適用される中で、各地方公共団体においては、この原則を踏まえて、障害者の採用について、競争試験に点字試験を導入したり障害者を対象とした別枠の選考採用を実施するなど種々の努力をしているところでございますが、まだまだ県におきましても地方自治体におきましても具体的な対応ができていないところだと、このように思っております。
この結果、例えば視覚障害者に対する配慮としましては、点字試験の実施、あるいは拡大文字等による試験の実施、試験時間の延長、また、聴覚障害者に対する配慮としましては手話通訳者の配置、また、その他の配慮として介添え者の配置を認めるところもございまして、こういった各配慮、改善が進んでおるところでございます。
また、国家公務員試験について、点字試験、拡大文字試験の受験状況を見ますと、点字試験は、平成三年から十二年まで、この間、1種の試験で受験者十一名であります。合格者ゼロです。2種で、受験者二十九名で、合格者はわずかに一人です。拡大文字試験、時間延長で、この分野では、平成五年から平成十二年まで、1種の国家公務員ですか、受験者十二名で合格者ゼロです。2種で、受験者二十四名で合格者三であります。
○国務大臣(坂口力君) 今御指摘になりました例えば福祉職の国家試験の試験方法などにつきましても、これまでも社会福祉士などにおきましては点字試験などを実施してきたところでございますし、できる限りの配慮はしてきたというふうに思っておりますが、先ほども申しましたとおり、この法律ができます以上、それぞれの職種の皆さん方、そしてその障害ごとにそれぞれ異なるわけでございますから、それぞれの障害を持つ皆さん方がひとしく
なお、障害者の雇用の達成につきましては、御案内のとおり、私どもも機会あるごとに地方団体に指導、助言をいたしておりまして、視覚障害者に関しましても昨年からかなりの団体でといいますか、まだまだ数は少のうございますけれども、いわゆる点字試験等による雇用機会の拡大ということも努力いたしております。こういったことを通じてさらに雇用者の拡大に努めてまいりたいというふうに考えております。
○政府委員(若林之矩君) 障害者の方々の官公庁への採用の問題と、一方では採用試験という問題があるわけでございまして、この問題につきましては、私どもの方も人事院の方にも折に触れていろいろとお願いをしてきておりますけれども、例えば国家公務員試験におきます点字試験などにつきましてもお願いをしてまいりまして、三年度から点字試験が実施されたということがございます。
○高崎裕子君 最後に、文部省と人事院にお尋ねしますが、ことしの四月に取り上げた国家公務員の点字試験についてでございます。 今年度から実施された国家公務員採用試験の点字による試験の応募者が八名、受験者が五名、しかし合格者はゼロでした。
○佐藤三吾君 自治大臣、人事院と同じように地方自治体の採用試験に点字試験を採用しているのは神奈川と大分ですか。どことどこですか。それと同時に、どうして全県に実施しないんですか。
○国務大臣(小里貞利君) 御承知いただいておると思いますが、労働省といたしましては点字試験合格者をお一人だけ採用いたしております。
○国務大臣(坂本三十次君) 点字試験は、去年もお話がありましたけれども、この採用試験のいろいろシステム上合理的に行うのにはちょっと時間がかかるということで、ことしから点字試験を実行して、そして優秀な人は採用していただくというふうに進んでおるように聞いております。
○説明員(尾木雄君) 人事院といたしましては、近年の障害者に対する社会通念の変化にかんがみまして、今年度から国家公務員採用試験の一部につきまして新たに点字試験を実施するということにしたわけでございます。
人事院の方にお尋ねしますが、国家公務員の点字試験の問題です。今年度の国家公務員の採用試験の一部に点字試験を実施するということ、これは関係者の方が本当に十年以上も待ったということで大変喜んでいらっしゃるんですけれども、実施される試験でまたやっぱり問題点があるという指摘もなされておりまして、その一つが試験時間なんですね。点字を読む触読には大変時間がかかる。
そこで、目の不自由な方々、視覚障害者の人たちのことでありますけれども、司法試験とか一部の地方自治体の採用試験には点字試験が行われているというふうに聞いております。そして、昭和五十五年の第九十一回通常国会の中で総理大臣初め人事院総裁が、このことについては前向きに検討します。十年前のことなんですけれども、もうそろそろこの辺は実施していってもよろしいんじゃないかな。
ただいま国家公務員の管理をいたしております総務庁長官として、公務員試験に点字試験を採用できないかというお話でございます。現在は確かに実施されておりませんし、かつて人事院総裁が答えられたということも存じておりますが、先般も私ども、この点につきまして人事院が今検討を進めている、この検討状況をひとつ見守っていきたい、こんなふうにお答えしておるところでございます。
また、国家公務員の採用試験に際し視覚障害者の点字試験を導入すべきと思いますが、政府の方針をお伺いいたしたいと思います。 総理、行政改革は、時代の変化や社会経済情勢の進展に伴って不断に対処していかなければならない課題であり、同時に、高度な福祉社会の建設と国際社会への貢献という確固たる目的を持って行わなければなりません。
第四に、点字試験による国家公務員の採用についてお尋ねがございました。 視覚障害者の点字試験は現在実施されておりませんが、今後人事院において検討を進める、こんなふうに伺っております。(拍手)
○山口哲夫君 それはあなた方の責任であって、少なくとも点字試験は受けちゃならないとかやっていないとかというふうに言ってないんですから、だれでも受けられるようになっているんですから、その申告に基づいて私は点字試験を受けたいんですというふうに申告された方は一人しかいないんですから、その方を対象にしてやるというのは当然のことだと思うんです。
○政府委員(大島満君) 先ほど申し上げた御答弁の繰り返しになるようでございますが、点字試験を実施する場合には視覚障害者の職域開拓が必要であるほか、試験問題が視覚障害者にとって不適切でないかどうかの専門家の意見を聞く等の検討が必要でございます。
○政府委員(大島満君) 前回、三月三十日に御質問いただいたわけでございますが、国家公務員の採用試験は採用を前提とする試験でございますので、各省庁において視覚障害者の職域の開拓があって、一般の競争試験での点字試験の実施につながるものであるとしましてこれまで点字試験は実施していなかったところでございます。
〔委員長退席、理事糸久八重子君着席〕 そのときに、法律の問題に触れたんですけれども、点字試験を実施しないことが憲法あるいは国家公務員法の平等の取り扱いの原則等に違反しないかという質問をされたんですね。
○説明員(角野敬明君) 仮に国家公務員採用試験におきまして点字試験を行う、こういうことで想定しました場合に、その際の点字試験は採用予定官職の職務遂行能力を検証するための国家公務員採用試験の一つの実施方法になり得るのではないかと、こう考えておりまして、点字による試験を行うこと自体が御指摘の例えば平等取り扱いの原則などに反するということはないのではないかと、そんなふうに思っております。
○説明員(角野敬明君) 繰り返しになって大変恐縮でございますが、国家公務員の採用試験の性格といたしまして、やはり各省庁における職域開拓というのが前提になるのではないかと私ども従来から申し上げてまいったところでございますが、各省庁の職域開拓の状況等も見ながら点字試験の実施問題については検討するということでこれまで点字試験を実施していないというのが私どもの考え方でございます。
あるいは国家公務員の採用試験でも点字の受験、点字試験が認められていないという現実があるわけです。ですから、点字という文字を獲得していても、いわば活字文字、文章を中心にした一般社会の中では私たち視覚障害者はたちまち非識字者になってしまうという悲しい現実があるわけです。
この年に当たって私は一つお願いをしたいんですけれども、どういうわけか国の方の施策としては、障害者にいろいろな門戸を開け門戸を開けと言っている割には、高級官僚とかその他の試験に点字試験というのは、公務員の試験にはないんですね。人事院の方ではこの間も何かお断りのようなことをおっしゃったそうですけれども、ほかの自治体ではやっているところもあるんです。