1975-12-05 第76回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
ただいま説明を聴取いたしました今回の北海道炭鑛汽船株式会社札幌炭鑛のガス爆発災害につきまして、本委員会から北海道の現地に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ただいま説明を聴取いたしました今回の北海道炭鑛汽船株式会社札幌炭鑛のガス爆発災害につきまして、本委員会から北海道の現地に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
また炭鑛汽船とか王子製紙あるいは住友というような大きな財閥が、非常に廣範圍な森林を所有しておる。そして、これを森林經營上合理的に經營するというのではなくして、ただ手持ちして土地の値上りと自然の木の生長をまつというような經營になつておるのですが、こういう過去の日本政治の罪惡史というものが、北海道の山に現實に現在現われておる。これは今後もずつと影響していく。
一つの例を申上げますると、北海道炭鑛汽船、いわゆる北炭におきましては、只今夕張地區ほか四つの鑛山を持つておるのでございまするが、これに對しまして支拂の未濟代金というようなものが一億一千五百萬圓ございます。その中事業用品が二千百五十萬圓、木材が四千五百萬圓、需用品代千五百萬圓というようなことになつておりまして、折角いろいろな資材を見ながら金がないために増産ができない。