1956-06-01 第24回国会 衆議院 商工委員会 第59号
平素私は北九州鉱害炭鉱連盟、いわゆる経営者といたしまして、鉱害をいかにしたならば合理的に、しかも被害者の満足を得られるかというようなことにつきまして、専門的に経営者の団体を作りまして、その世話をいたしておるものでございまして、本日経営者という立場から、ここに陳述申し上げたいと存ずるのであります。
平素私は北九州鉱害炭鉱連盟、いわゆる経営者といたしまして、鉱害をいかにしたならば合理的に、しかも被害者の満足を得られるかというようなことにつきまして、専門的に経営者の団体を作りまして、その世話をいたしておるものでございまして、本日経営者という立場から、ここに陳述申し上げたいと存ずるのであります。
御出席の参考人の方々は、福岡県鉱害対策連絡協議会会長、福岡県知事土屋香鹿君、福岡県鉱業関係市町村連盟会長、飯塚市長平田有造君、九州鉱害復旧事業団理事長天日光一君、日本石炭協会九州支部事務局長中島得二君、北九州鉱害炭鉱連盟理事長百田年博君、福岡県鉱害対策被害者組合連合会会長栗田数雄君、以上六名の方々であります。 この際参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。
簡單な例を申し上げますと、今度の炭鉱連盟が回答をいたしております賃金は、四月に協定をいたしました四千円の賃金ベースと同じ賃金の水準を今度は回答いたしておるのであります。この四千円の賃金水準に対して、四月の当時の能率よりも一四%能率を上げるならば、千二百円だけ上げてやろうという、そういう回答をしておる。
即ち炭鉱連盟に対して傘下労働組合が賃金の要求をしておる。賃金の要求をしておるが、万一聽かれた場合においては、七日の間に回答を得られた場合においては一〇〇%全力を挙げて掘る。若し七日間で聽かれない場合においては予定のごとくストライキをやる、行動を開始するということの昨日の新聞をあなたは御覺になつたでありましよう。