1975-03-12 第75回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
まず、保安の融資制度でございますが、これは三十六年に七機種を対象といたしまして、融資先は中小炭鉱、融資比率は四〇%ということで発足いたしたわけでございますが、それ以降、融資対象、いわゆる融資先、融資比率等に少しずつ拡大が行われてきているわけでございます。たとえば三十九年には可燃性ガス自動警報器というようなものが対象になっておりますし、それから融資先に大手炭鉱が加わっております。
まず、保安の融資制度でございますが、これは三十六年に七機種を対象といたしまして、融資先は中小炭鉱、融資比率は四〇%ということで発足いたしたわけでございますが、それ以降、融資対象、いわゆる融資先、融資比率等に少しずつ拡大が行われてきているわけでございます。たとえば三十九年には可燃性ガス自動警報器というようなものが対象になっておりますし、それから融資先に大手炭鉱が加わっております。
特に今後石炭鉱業が安定した経営を続けますために1金融機関はみんな炭鉱融資を逃げたがっております。これを再建整備計画やなんかつくりますときに肩がわりをいたすわけですが、肩がわりするときは必ず再建整備計画をつくらせる。
○青野委員長 先ほど来炭鉱融資の問題について日本開発銀行の小林総裁その他に御質疑がありましたが、この問題は円満解決のために双方非常に努力をしておりまして、まだ内部の問題が解決をしておらないように聞いておりますので、この問題は他の機会に御質疑を願うことといたしまして、一応この問題外の御質問を願いたいと思います。吉田賢一君。
それから大手炭鉱は、みずから関連銀行を持つておるところは炭鉱融資にも恵まれておるというが、関連銀行を持つておつて恵まれておれば労働賃金に未払いとか何とかいうものは起さないで賃金を払つて行けると思うのであるが、もし新聞に書いてあるようなことであるとするならば、この大手の炭鉱の融資関係について、どういう現状にありますか、そういう点をひとつあわせて両方からお伺いしたいと思います。
比較的具体的になつて参りまして、現在の状態では炭鉱融資をいかにして借りやすくするかという条件の問題にまで入つて来ております。
(拍手)政府は、財政上窮迫しているとするならば、何ゆえに炭鉱融資に対する二十三億円の利息の天引きをしたのであるか。政府の財政上の理由というのは、まつたく御都合主義と言うことができるのであります。(拍手) 公務員給与ベース改訂には、人事院の勧告一万三千五百十五円は不満でございますけれども、諸般の情勢を考慮いたしまして、この一万三千五百十五円は絶対に支給されなければならないものでございます。
その三百三十億程度のもので解決をするならば、さつき私が申し上げましたように、いわゆる財政投資という名前において、先般来炭鉱融資でもあれだけ問題になりましたような、そういつた財政支出がある半面において、私はこの財政余裕金があるとするならば、この際そういうものをもつて三百三十億程度のものを私は計上してもさしつかえないと思うのでありますが、この点大蔵大臣はどうお考えになりますか。
この際、昨日当委員会において行われた、北村委員及び関連質問に立たれた中曽根委員の炭鉱融資問題についての質疑に関し、政府より発言を求められております。これを許します。
○説明員(首藤新八君) 小滝炭鉱融資が通産省の申請額よりも実際に査定された額が金額面が多いという間の経緯についての御質問でございますが、実はこの小滝炭鉱に対しまして昨年二千五百万円の要請がありまして、当時通産省といたしましても二千五百万円の申請を大蔵省のほうに出したわけであります。
○西田隆男君 今島君の質問された質問の要点は、島君は中小企業に対する見返資金一億の中から云々と言われておつたのですが、そうではなくて、島君の知りたいことは、二十二億の炭鉱融資の中に、俗にいう大手筋と言われる炭鉱に幾ら見返資金が引出されておるか。或いは中小炭鉱、中の炭鉱、これに幾らの見返資金が引当てられておるか。
○加藤(鐐)委員 今名前をお読みになつた十八億円ですかある炭鉱融資は、ことごとく大手筋の炭鉱でございますか。そういたしますと、先ほど私が申しましたように、八千五百万円の中小炭鉱に対する融資のわくというものは、まつたくこれは小滝炭鉱のために設けられたようなものだと思うのです。小滝炭鉱以外はおおむね一千万円以下である。そうして日本の炭鉱は、この小滝炭鉱から大手筋の炭鉱の間にはいろいろの炭鉱があります。
○池田国務大臣 先ほど来申し上げた通りでございまして、私が大蔵大臣として関係方面に小滝炭鉱融資の問題を書面で出した場合において、返済を確実ならしむるためには経理の適正その他万般の措置をとる必要があるというので、関係方面の融資に関する意見を私は聞いておるのであります。しかして私が渡米の留守中におきまして、関係各省話合いの上閣議決定をして出されたのであります。
昨年暮れは幸い政府のあらゆる御努力によりまして、日銀のあつせんによります中小炭鉱融資も行われたのでありますが、今日におきまして中小炭鉱が市中銀行から資金を借り入れようといたしましても、ほとんど不可能な状態であります。政府はこの中小炭鉱に対する金融の道につきまして、何らか適切なる方策をお持ちになつておりますかどうか、この点をお伺いいたしたいのであります。
池田通産大臣は、ここで中小炭鉱は潰れてもいいと放言せられるならば別でありますが、根本的に炭鉱の、なかんずく中小炭鉱の設備の改善、今後一層の機械化のために措置を講じ、現在のごとき見返資金だけでなく、炭鉱融資の途を別途開く意思はないか。炭鉱労働者の生活を破壊し、炭鉱労働力の量的、質的低下ではなく、炭鉱労働者が炭鉱に安住し、その力を一杯に振い得るような措置を講ずる意思はないか。
損失補償苦しくは炭鉱融資の点について青木安本長官並びに稻垣通産大臣の明確なる御答弁を要求いたします。 補給金削減の善後措置としてとつた政府の抽劣なる対策は鉄鋼の場合においても明確に現われております。鉄鋼は石炭補給金の撤廃により、去る九月七日全面的に価格改訂を行いました。その結果、需要者価格は、製鋼用銑では二倍強、鋼材は三割から三割八分の値上りとなつております。
炭鉱融資に対してもたくさんの事件が起きておる。これはいま日本再建で國民が死ぬか生きるかという時期なんで、日本の貿易に対しても日本の再建に対しても困つておるときに、復金の金だけがこういうでたらめなことを、政府というか委員会でやられておることは、われわれ國民としてはどうしても納得できないのです。こういう運轉資金に対する説明だけでも概略を御説明願いたい。
もし、この五百三十有余のこれらの中小企業の方々が、二万五千という多くの労働者を控えて、この年末の差追つた金融に困つておる状態を見まして、私どもは、昭和電工に対する二十六億の融資、あるいは東洋製粉、炭鉱融資などの不正融資、あるいは大臣であるとか官僚であるとかにばらまかれ、贈收賄に使われたその何分の一かの融資でも、せめて中小企業の諸君に融資することができるならば、このせめてもの越冬の目的を達することができるのじやないか
但し電氣、石炭等の融資につきましては、別途復金委員会以外に、この炭鉱融資或いは電気関係の融資等の特殊な機関がございまして、これで十分に資料を集めて検討いたしまして、それでも諮り、それからこの委員会でも諮るというような二段構えでやつておりますので、この点は大体今までのところ過ちがなかつたように思うのであります。 それから復興融資につきましては、復興インフレ等のことも出ますのであります。
これは御指摘の通りまことに重大な問題でございまして、ただいま炭鉱融資委員会並びに復興金融委員会等において檢討いたしております。さよう御了承を願いたいと思います。 〔國務大臣岡田勢一君登壇〕
ただ、たとえば炭鉱融資の問題は非常に大きな問題がございまして、各省その他関係部門等に合同で調査隊を派遣いたした場合に、大藏省の係り事務官をこれに参加させたいということは過去にも例がございます。現在も一人の事務官が出張してこれを加わつております。
そこでわれわれといたしましても、昨日も炭鉱融資委員会でも言つたのですが、一週間目に一回位開いて金を貸してくれと言うのは商工大臣としても実に困るので、何とか商工大臣として頭を下げる度合を少くしてもらわぬとやり切れないというようなことを言つたのです。
○水谷國務大臣 ただいま御指摘のうち、金融の方は総理大臣を会長にいたして、商工大臣、大藏大臣、安本長官を副会長とし、日銀総裁及び復興金融金庫の理事長、あるいは産業代表の石川一郎氏、石炭廳長官、物價廳の次長を加えまして、炭鉱融資委員会をつくつて、非常に迅速に着々やつております。
かかる意味において、組織法であるところの本法案とはこれ又一応は形式的に別個のものでありまするが、現に政府は本対策要綱に基ずいて石炭増産特別調査團を組織し、現地に派遣して要綱に支持されたところの作業方式による勞働協約の締結に指導的役割を担当せしめつつあるのでありまして、又炭鉱経営の徹底的改善と生産効率の飛躍的向上を前提とする炭鉱特別運轉資金融資要綱を決定し、炭鉱融資に画期的な措置を講じつつあるのである