1986-05-12 第104回国会 参議院 決算委員会 第9号
(5) 炭鉱事故再発防止につきましては、事故発生後、直ちに保安総点検を指示するとともに、ガス管理の強化の徹底等について指導等を打つだほか、事故調査委員会により原因の究明と対策の検討を行い、その報告の周知徹底を図り、所要の措置を講じたところであります。
(5) 炭鉱事故再発防止につきましては、事故発生後、直ちに保安総点検を指示するとともに、ガス管理の強化の徹底等について指導等を打つだほか、事故調査委員会により原因の究明と対策の検討を行い、その報告の周知徹底を図り、所要の措置を講じたところであります。
(5) 昨年一月の三井石炭鉱業三池鉱業所有明鉱の坑内火災事故に引き続き本年四月の三菱石炭鉱業高島礦業所及び五月の同鉱業南大夕張礦業所の坑内ガス爆発事故など、この一年間に繰り返し発生した事故は、生産重視と保安対策の不備による人災ともいえる惨事であり、昨年本院において炭鉱事故再発防止の決議が行われ、また、毎年、国から補助金が交付されていたにもかかわらず、このような事態が繰り返されたことは極めて遺憾である
(5) 昨年一月の三井石炭鉱業三池鉱業所有明鉱の坑内火災事故に引き続き本年四月の三菱石炭鉱業高島礦業所及び五月の同鉱業南大夕張礦業所の坑内ガス爆発事故など、この一生間に繰り返し発生した事故は、生産重視と保安対策の不備による人災ともいえる惨事であり、昨年本院において炭鉱事故再発防止の決議が行われ、また、毎年、国から補助金が交付されていたにもかかわらず、このような事態が繰り返されたことは極めて遺憾である
○国務大臣(村田敬次郎君) ただいま御決議のありました石炭鉱山の保安確保に関する件につきましては、昨年、当委員会から炭鉱事故再発防止の決議をいただいているにもかかわらず、本年四月に高島炭鉱ガス爆発事故、五月には南大夕張炭鉱ガス爆発事故と甚大な炭鉱災害が発生し、多数の罹災者が出ましたことはまことに遺憾であると考えております。