2000-02-22 第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
現時点における事故原因の調査結果を御報告申し上げますと、宇宙科学研究所が、失敗後、直ちにロケットからの地上受信データ及び画像データの解析作業を行った結果、打ち上げ直後に、第一段ロケットのモーターノズル部の耐熱及び形状維持の役割を果たすグラファイトが、炭素粉末を固めたものでありますが、数回にわたり剥落をし、また、そのために高温のガスがノズル側壁から流出し、ノズルの方向を変えて姿勢制御を行う装置を故障せしめることとなったのであります