1974-03-25 第72回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
○原木説明員 ガス抜きボーリングについてお答え申し上げますが、ガス抜きボーリングにつきましては、たとえばガス突出の危険ゾーンというものをあらかじめ監督局部長が指定いたしましたときには、相当厳重なボーリングをやるということになっておりまして、そのボーリングについても、掘進の炭壁面から五メートルは確実に残すようにして掘進をするということでございまして、五メートル以上の先までボーリングをしろという規定がございます
○原木説明員 ガス抜きボーリングについてお答え申し上げますが、ガス抜きボーリングにつきましては、たとえばガス突出の危険ゾーンというものをあらかじめ監督局部長が指定いたしましたときには、相当厳重なボーリングをやるということになっておりまして、そのボーリングについても、掘進の炭壁面から五メートルは確実に残すようにして掘進をするということでございまして、五メートル以上の先までボーリングをしろという規定がございます
今回の災害発生の原因につきましては、一応ガス突出と推定されるのでありますが、二十一日から札幌鉱山保安監督局及び北海道警察本部の合同検証が開始され、炭壁面の状況等を精密に調査することによって原因の厳密な究明につとめております。
なお、そのほかに、高圧注水——いわゆる炭壁の中に水を高圧で送入いたしまして、水によって炭層中に含まれているガスを事前に炭壁面から外へ出すというような方法、いろいろなこういう研究を役所のほうでも委託してやっておりますし、なお、今回災害を起こしました歌志内炭砿におきましては研究所を持っておりまして、そこの研究所でも詳細ガス突出の対策としての研究を続けていたような状態でございます。
ところが最悪の場合でも、ああいう事態であればまだまだよかったわけでありますけれども、災害が起りました当時の実態は、あの間数が、充填された個所から炭壁面にかけまして七間半、従って、最後に書いてございます、間数が一、二、三、四、四間半になっておりますが、あれになお三間重ねて大肩付近はあったということであります。