と申しましたのは、この炭化水素酵母の実用化を期待したいということではなくて、一般的な広い意味でのSCPの実用化に向かって、これを期待したい、と、こういうふうに文章で記述したつもりでございます。
○吉田説明員 ただいま御指摘いただきましたいわゆる石油たん白、炭化水素酵母の飼料価値に関する研究は、昭和四十四年から四十八年までの五ヵ年計画での、「たん白質の高度利用並びに資源の開発」という課題の大きなプロジェクト研究がございまして、その中の一環として分担、担当した研究でございまして、これは本年度から研究に取り組もうとしているSCPとは別種類のSCPでございます。
ノルマルパラフィンを資化いたします炭化水素酵母もその中の一種類にすぎないことになります。私がこの論文で「早急な実用化を期待したい。」と書きましたのは広い意味のSCPでございまして、単に炭化水素酵母一種類のみを特に指して、それの実用化を期待したいというふうに申しているつもりではございません。
手続といたしましては、昭和四十七年九月二十日農林省畜産局長より文書をもって、炭化水素酵母、いわゆる石油たん白の飼料化についての安全性についての見解の照会がございました。これにこたえまして、四十七年十二月十五日、食品衛生調査会常任委員会におきまして、飼料としての石油たん白の利用についての安全性と題する見解が示されたところでございます。
○浦田政府委員 いわゆる石油たん白ということでございまして、いわゆる石油たん白、これはもっと的確にいえば炭化水素酵母あるいはパラフィン酵母とでもいうべきかもしれません。
○岡本委員 そこでこの石油たん白について現物を初めてごらんになったので、おわかりにならなかったと思いますが、今度のこの問題の発端は、御承知のように消費者の皆さんの大きな運動があったからこれが表面化してきたのでありますが、そこで農林省はこれを炭化水素酵母、こういう名前で実は試験をやったり、また飼料化しようとしておられる。炭化水素酵母と言うたら、一般の方にわからないわけですよ。
これは役所から出てきた資料でも、片や炭化水素酵母、こういう名前です。たいへんうまい名前ですから、食べてもいいだろうという感じになる。それから試験中でございますというけれども、これをごらんください。本物のカタログはございますが、この委員会ですから、ゼロックスでとってきたのです。明らかにもう商売として売っている。この名前はアミノピットネオというものです。