1982-04-08 第96回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
〔大石委員長代理退席、委員長着席〕 この前、昨年十月に、抗炎剤の薬でダニロンという薬を発売して厚生省の薬務局が認可をした、ところがその中に発がん性のあるもののデータを隠しておったということが内部から告発され、それでこのダニロンは発売中止をしたという経過のある会社ですが、この大塚グループの大鵬薬品という会社ですが、ここにちょっと写真を持ってきたのです。
〔大石委員長代理退席、委員長着席〕 この前、昨年十月に、抗炎剤の薬でダニロンという薬を発売して厚生省の薬務局が認可をした、ところがその中に発がん性のあるもののデータを隠しておったということが内部から告発され、それでこのダニロンは発売中止をしたという経過のある会社ですが、この大塚グループの大鵬薬品という会社ですが、ここにちょっと写真を持ってきたのです。
そこで、先ほども申し上げましたけれども、実はこの大鵬薬品という会社は昨年ダニロンという抗炎剤の薬を発売したのですが、その中にがん発生物質があるというマウス実験のデータを隠して厚生省に認可の申請をして、厚生省はそれがわからずに、薬務局はこれを薬事審議会にかけて製造の許可を与えたわけです。後で内部告発が出てきて初めて会社がこれを認めて、みずからこの発売、製造を中止したといういきさつがあるわけです。
それから熱交換器の熱媒体といたしまして約九千トン、それからノンカーボン紙と申しまして、カーボンを敷かないで裏に字が写ります、感圧紙とも呼んでおりますが、感圧紙用に約五千トン、それからその他の開放系用途、これは塗料でございますとか、接着剤、あるいは燃えないようにきれいに塗布いたします防炎剤、こういうもので約三千トンでございます。
科学技術の関係は三ページにございますが、大震火災に対処するための消防水利の開発、あるいは火災の延焼状況に関する研究、あるいは地下街・角層建築物の防災対策としての煙対策、防炎剤の開発研究といったような特別研究並びに経常研究を含めまして六千七百万円と相なっております。
、お手元の資料三ページ、消防庁六千万円としてございますのは、消防研究所において行ないますところの研究費でございまして、研究所におきましては経常研究といたしまして火災、燃焼現象及び消防設備、機器等防火消火一般に関する基礎的共通的研究を行なっておりますが、そのほかに特別研究といたしまして大震火災等非常時に対処するための消防用自然水利の開発、延焼性状の研究、地下街及び高層建築物防災対策としての煙対策、防炎剤研究