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169件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1980-03-26 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号

それで、いまお話になられた一番シビアな事故は、普通固体原子炉ですとメルトダウン炉心溶融事故とか、場合によってはSF用語とでも申しますか、チャイナ・シンドロームなどという言葉が、ある意味では少し安易過ぎるかっこうに出てきたりいたしておりますけれども、そういったシビアな事故について、もう少し考えさせていただきますと、一番厄介なのは、当然、最大限に防ぐべきものは、一次系の液体燃料塩が漏れることでございます

古川和男

1979-05-08 第87回国会 衆議院 決算委員会 第11号

これを日本に単純に当てはめてみますと、日本の場合は八十万キロワット、百万キロワットというような事態も起こっておりますけれども、単純に計算しましても、いわゆる炉心溶融が生まれました場合には一万七千人の即死、人口密度等から申しましてもっと大きな被害が出るであろうということなんです。これは想像されます。  

山原健二郎

1979-05-08 第87回国会 衆議院 決算委員会 第11号

これは結局、半径五十マイルで二百万人が放射能影響を受けて、三千五百人レムという影響の中で何人がんになるかの推定から割り出したものだと言われておりますが、今回はこれでとどまりましたけれども、御承知のように一時は炉心溶融すなわちメルトダウンで大量に放射能がばらまかれるおそれもあったわけでございます。  

山原健二郎

1979-04-27 第87回国会 衆議院 商工委員会 第12号

私が今度のスリーマイル島の事故で非常に印象的だったのは、やはり一番の問題は、炉心溶融の一歩手前までいったというこの現実であります。それと同時に、四月十三日、ワシントンからの時事通信によると、アメリカカナダでこれまで原子炉の部分的炉心溶融事故が何度も発生したことが明らかになったということであります。

工藤晃

1979-04-25 第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

NRCの場合にもそういうことがあったということが委員によって暴露をされておりますし、そういう点で私は一、二の点について事務当局から委員会に対して情報というものが提供されておったのかどうか、次の点についてお聞きしたいと思うんですが、これはすでに新聞で報道されているんですけれども、たとえば原子力発電所事故に関しては今回が初めてではない、炉心溶融という事故が過去何度もアメリカカナダにおいて発生をしておったといういわゆる

吉田正雄

1979-04-25 第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

吉田正雄君 二十五レムというふうなものをはかってというふうなことをおっしゃっているのですけれども、仮に大事故が起きた場合に、炉心溶融というのは、スリーマイルアイランドの場合にも燃料棒の一部溶融というのは起きているだろうということはもう想定をされているわけですけれども、本当に大事故になったら、炉心溶融は一時間もあれば十分なんですよ。

吉田正雄

1978-06-01 第84回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第16号

念のため申しますならば、原子炉炉心溶融あるいは原子炉平常運転で放出されます放射能とは違った核種放射能環境に出るというのが再処理工場の特徴でありまして、一般的に申せば、比較的寿命の長い核種の、これは原子炉の爆発のようなこわさがなくて、じわじわとした危険性が確実に、しかも環境にそれがしみ通っていくという、こういうことを申すと怒られるかもしれません。

中島篤之助

1977-04-27 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号

したがって、この中で炉心溶融事故が起きれば、これは必ずコントロールできない連鎮反応事故、すなわち核暴走という恐るべき事態を惹起するということは、これはもうすでに十分知られていることであります。したがって、このような企てに対しては世界の世論はこぞって反対しております。  アメリカでは、この高速増殖炉開発計画環境庁の抗議によって中止になっております。

水戸巖

1977-04-27 第80回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号

たとえば非常に小規模の原子力発電所は、先ほど言ったような燃料溶融炉心溶融そして格納器の破壊といった事態に進まない、そういった適正な規模というのがこれは非常に工学的にもはっきりしていると思います。その程度のものを将来補助的に使うというようなことは、私はやはり考えなければならないだろう。

水戸巖

1973-05-09 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号

……核分裂生成物の約二〇%はガス状であり、これらは炉心溶融によって、液体状になった炉心から全て放出されてしまう。もし格納容器が爆発しないとしても、燃料構造材の溶けた塊は、核分裂生成物放射能によって熱を供給されて、下に落ち続ける。事故のこの段階においては、溶融を止めるのに充分な工学技術は全然存在しない——制御不可能なのである。」私は、これは大体こうであろうと思います。

藤本陽一