1956-02-22 第24回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
○井手分科員 あなたの方からいただいた資料によりますと、三十年度末における建設省の過年度災害残工事は、国庫負担分について七百二十二億円に上っております。しかもただいま聞いた進捗率は私がいただいた資料よりも低いのであります。これは予定通り進行されていないという証拠でございますが、そういたしますと七百二十二億円よりも大きい、その金額の中に二十八年災などは四百数十億円に上っている。
○井手分科員 あなたの方からいただいた資料によりますと、三十年度末における建設省の過年度災害残工事は、国庫負担分について七百二十二億円に上っております。しかもただいま聞いた進捗率は私がいただいた資料よりも低いのであります。これは予定通り進行されていないという証拠でございますが、そういたしますと七百二十二億円よりも大きい、その金額の中に二十八年災などは四百数十億円に上っている。
○国務大臣(一萬田尚登君) 大体今日公共土木の災害残事業費、これは一千億くらいあるのじゃないかと思います。これは財政上容易ならぬことでありますので、できるだけ早く何したい、かように考えております。
近時災害が相次いで発生するにもかかわらず、予算がこれに伴わぬため、復旧は遅延し、過年度災害残事業は累積しているのが実情であります。
従いまして災害復旧に関しましては、二十六年度以前はすでに完了をいたしておりまするが、二十七年度災害残に対しましては、残りの量の三分の一を確保する、さらに二十八年度におきましては総額の六五%を確保する、二十九年度につきましては総額の五五%の復旧を確保するという計画で木予知を編成いたしておる次第でございます。
それは既定予算の際にも災害残量として農地面積が三万二千四百町歩ということが書いてある。これに対しては何にも顧慮していない。それは融資に委ねるというような説明がある。併し農地を災害ですつかり壊されたものを融資をして、実際そういう回復ができておるものであるかどうか。補正予算においてかくのごとく改められた理由如何ということを一応承わりたい。