1965-03-17 第48回国会 衆議院 商工委員会 第16号
私は、災害方面に関します現在の一般の状況につきまして、ごく簡単に申し上げたいと思います。 大体、現在災害の件数から申しますと、逐年下がっておるようでございます。たとえば一昨年は八十万件が七十六万件に下がった。しかしながらその内容を見ますと、死亡件数は逆に幾分上がっております。
私は、災害方面に関します現在の一般の状況につきまして、ごく簡単に申し上げたいと思います。 大体、現在災害の件数から申しますと、逐年下がっておるようでございます。たとえば一昨年は八十万件が七十六万件に下がった。しかしながらその内容を見ますと、死亡件数は逆に幾分上がっております。
先ほど大臣も答弁したように、私どももこの程度の金額だけ見ますれば、天災融資法あるいは激甚法は適用されないということは承知していますけれども、さてしからば、その法の適用を受けないとするならば、被害を受けた公共土木災害方面、公共施設の災害は別でございますが、被害を受けた漁民を一体今後再生産に向けてどう立ち直ることができるようにするのかということが、主として水産関係ですから、農林省の方針が私はいまだ明確でないような
そこで、現在わかっている点につきましては、先ほど細田委員にお答え申し上げましたように、公共土木方面と農業災害方面についてはある程度わかっております。ただ、そのほかの方面もあわせてでき得べくんば一緒に指定もしたいという個々の問題なんかありますので、そこでさっきお答え申し上げましたように、八月の上旬中には指定するようにさせたい、こう考えております。
その結果、施設災害方面は私仄聞しておりませんが、農作物には近来まれな被害をもたらしておるのであります。たとえば鳥取県の事例を一つ申し上げますと、ちょうど御存じの二十世紀の成熟期に直面をしておりまして、一週間前後で出荷の初期が始まろうという一番大事な時であったのであります。
そのうちほんとうの普通貸付が二百八十九億、災害方面の貸付が十六億であります。このうち先ほど申しました普通貸付の九百三十八億円に対しまして、普通貸付の資金の手配状況を見ますと、一番下の欄にありますように、三割一分、こういう貸付ができる見当でございます。もつとも年度の初めと終りとでは、かなりむらがございました。
ただ私は一つお願いしておきたいのは、まあどつちみちトータルは幾らになるか知りませんが、相当の公共事業費というものを災害方面で使つて行かなければならん。ところが従来金の使い方は、調査なり研究費なりというものを非常に出し惜みしている、そのために却つてロスをたくさん作つている。
その中の一つとして例えば国民金融公庫の金も災害方面へ十六億何がし流用している、その十六億何がしは国民金融公庫の年度内の枠がそれだけ少なくなるのでありまして、そうすると、その穴埋めをどうするかという問題が小林君の御質問であつた。
今年は千三百億でございますから、その比例で参りますと大体十八億程度のものを、昨年と同程度勉強するならば、災害方面にまわすことが可能であるというふうに私ども考えておるのであります。その十八億というのを一応とりまして、さきの四十億と合せて、五十八億がまかなつて行けるのではないかということを大体考えておるのでございます。
それから委員長に申し述べたいのでありますが、ただいま国民金融公庫並びに中小企業金融公庫の既決の資金がどの程度災害方面へ流用されたか、その数字が今明確に示されておりませんので、ひとつこの資料が当委員会へ到着次第、すみやかに理事会でも持つていただきまして——私どもはこの両公庫を審議いたして参りました経過から考えまして、そういう方面へ蚕食されたところの資金は、これは当然補正しなければならぬものと考えておりますので
現在私は総括的なところを申上げますれば、私はこういう災害方面の専門的な知識を持つているのじやないのですが、非常に目が肥えて、災害に驚かないようになつたということを非常に遺憾に思つております。
それからここ一両日中に正式に出て来るかと思うのでありまするが、目下研究中でございまして、大体きまろうかと思いまするが、もう五億円程度のものをやはり出さんとどうも金が足らんようだというので五億程度のものを更に災害方面の復旧に応援資金として出そうということを考えておるのでありますが、さようなわけでございまして公庫はまだ現にできておりませんけれども、応急の臨機な措置というものはすでにとりつつあるわけであります
なお例年ございまする災害につきましては、その都度災害予算として要求し、昨年も所要の予算を得たのでありますが、先般の中国、四国、九州の水害におきましてもこのようなものはその都度要求を現在いたしておるのでありますし、が後もそうした災害方面の不測の事故が起りました場合には、それぞれ災害のほうで見てもらうように要求いたすように考えております。
これはそういう確信を私は持つておるのですが、是非これは災害方面から見た、いわゆる平衡交付金の増加として実現を強く希望いたします。
御承知の通り災害が非常に多くて今年の公共事業費などはこの災害方面に非常に多く取られる関係もありますので、災害を受けない方面は非常な痛手と申しますか、削減と申しますかそういうふうなことも十分ありますが、いずれにしましても減税をしてでも投資的の金を或る方面を制限をいたします関係で使うことかできない実情になりかけておると思います。
○谷口弥三郎君 先刻のお話を聞きますと、或いは傳染病の場合とか、或いは災害の場合を比較して、或いは一、一、一とか、又はもう少し多くとかいうようなふうのお話を聞いておりますが、今度の事件は、私は災害方面とか、傳染病と非常に問題が違うと思います。何故かと申しますと、國家が予防接種をしなければならない。予防接種をしない者には、三千円以下の罰金まで取るということを國家がやつておるのである。
從つてこういうようなことの弊害を除去するために、森林資源造成法の審議の際に、森林及び林野の過伐、いろいろそういう植林等々を急速に実行して災害方面に対しましても後顧の憂いのないような新しい法律をこしらえて行くべく、目下その筋と交渉中であるというようなお話がありましたが、そういうようなことも、この災害関係に密接な関係があるのでありまするが、さような單行法の準備ができておられるかどうか。
この災害をいかに救濟するかという災害方面から、たとえば豫備金中から災害の應急費用をとる。たとえば災害地帶におきまして低利資金を融通するとか、あるいは水害地帶において、肥料、農機具等の購入金を補助する。こういう建前に從つて、旱魃地帶にも特別なる災害の應急施設をする。こういうことについては當然考えたいと思つております。