1963-06-21 第43回国会 参議院 農林水産委員会 第37号
また数少ない学説の中でも、災害常習地はこういう制度の対象からはずすべきである。また災害から見れば安定地帯は、任意加入を建前として実施をすべきであり、その他の地帯においてはこの共済制度をささえていくという考え方もあるわけでありますが、そういう場合においてもその仕組みというものは、公営一本化で、一段階でこれを措置するという学説もあるわけであります。
また数少ない学説の中でも、災害常習地はこういう制度の対象からはずすべきである。また災害から見れば安定地帯は、任意加入を建前として実施をすべきであり、その他の地帯においてはこの共済制度をささえていくという考え方もあるわけでありますが、そういう場合においてもその仕組みというものは、公営一本化で、一段階でこれを措置するという学説もあるわけであります。
さらにこの特例法から漏れておる点で、今御指摘になりましたたとえば災害常習地に何度復旧をやってもこれはまた災害を受けるであろう、そういうような地域は、いっそ集団的な移住でもやってはどうか、こういうお話が出ておりました。私のほうでも係官を派遣いたしまして、現地の事情を十分調査して、それに必要な立法措置を目下考究中でございます。
但し延岡の今回の災害の水量、洪水量を見ますというと、単に発電所の門扉を開扉した、開放というようなことの影響は割合に少かつたのじやないかという気もいたしたくらい大きな洪水量があつたのでございまして、こういう点からいたしますというと、本地方は大きな台風が参りますときには必ず災害があるという災害常習地というような気も私どもいたしましたわけでございまして、こういうところに対しては何らかの私ども特殊な考え方、