2015-03-31 第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
さらに、群馬大学の災害工学研究室の片田敏孝教授、御承知のように、片田教授は津波てんでんこを子供たちに八年間教え続け、東日本大震災では釜石の出来事を生んだことでも有名なことであります。その片田教授によるシミュレーションによれば、避難タワーは耐久性、高さ共に安全性に限界があるが、場所によっては住宅地に近いため誘導効果を持ちやすく、想定以上の津波が来た場合、相当の犠牲者を生む危険性もあると。
さらに、群馬大学の災害工学研究室の片田敏孝教授、御承知のように、片田教授は津波てんでんこを子供たちに八年間教え続け、東日本大震災では釜石の出来事を生んだことでも有名なことであります。その片田教授によるシミュレーションによれば、避難タワーは耐久性、高さ共に安全性に限界があるが、場所によっては住宅地に近いため誘導効果を持ちやすく、想定以上の津波が来た場合、相当の犠牲者を生む危険性もあると。
そしてその次の、雇用形態によってのこういった災害補償の問題であるとか、あるいは災害工学の問題であるとかいったことについては、千葉先生の御質問の御趣旨をそれぞれの所管省に私のほうから伝達をいたしておきたいと思います。
それから四番目として、やはりいまその建設業務に携わっているという場合には、工学関係で、はなばなしい部面というのですか、普通の設計とか建築にはよく志願するけれども、災害工学ということについてはまだ日本もおくれておるので、何かこれも私も聞きかじりでよくわかりませんが、横浜大学にしか災害工学の分野がないとかいうことですね。