1952-04-23 第13回国会 参議院 本会議 第32号
中央における応急措置といたしましては、即日厚生省よりララ救援物資二万一千人分を発送すると共に、総理大臣より米子警察予備隊に対し救援のため出動を命令し、又直ちに関係各省より係官を現地に派遣し、災害実情の把握に努め、災害の翌日、四月十八日の朝の閣議においては、鳥取大火災害対策本部を総理府に設置すること、鳥取県市の復興事業に対する繋ぎ資金として資金運用部より二億円の融通をすること、住宅金融公庫による二億円
中央における応急措置といたしましては、即日厚生省よりララ救援物資二万一千人分を発送すると共に、総理大臣より米子警察予備隊に対し救援のため出動を命令し、又直ちに関係各省より係官を現地に派遣し、災害実情の把握に努め、災害の翌日、四月十八日の朝の閣議においては、鳥取大火災害対策本部を総理府に設置すること、鳥取県市の復興事業に対する繋ぎ資金として資金運用部より二億円の融通をすること、住宅金融公庫による二億円
災害が突発いたしますと、ただちに災害対策本部を厚生省の社会局内に設けまして、社会局長はただちに現場に行き、県の方とは非常電話の通知によりまして、刻々情報をとりまして、大体一週間くらいのまとまつた情報によりまして、大蔵省と折衝しまして、概算交付の手続をとります。
ただいま自治庁の政務次官のお話を承りますと、災害対策本部におきまして、いろいろ各省の報告事項を総合して、しかる後に適切なる措置を講じよう、こういうお話でございますが、私は少くとも地方自治体の主務庁である地方自治庁といたしましては、さつそく現地を御視察願つて、今日の災害地の自治団体がいかに財政に窮乏しておるかという実情を十分に把握していただきたいと思うのであります。
なおただいま現地に調査に参り、救助の方法についてそれぞれ実際に携わつた者並びに災害対策本部の施策について携わつておる者を連れて来ておりますから、数字その他についておさしつかえなければ申し上げます。
こういうことに対して、政府はテントを若干送つたというのですけれども、このテントはほとんど各官庁のいわゆる災害対策本部であるとか、救護班本部だとかが使つておりまして、罹災民はそのテントを使つておりません。こういう現状を大臣は御存じであつて、それに対してどれだけの努力をなすつたか、そこのところをまず第一にお聞きしたいと思うのです。
ただいまのような御意見はごもつともでありますが、災害対策本部と申しましても、災害に対するだけの対策ではいかぬのであつて、結局日本の国土を育成し、維持し保全するということの総合的な立場から、積極面における開発と、消極面における災害対策というものが考えられなければならぬ。
そこで理想とすれば、そういうふうな外局の災害対策本部とか災害復旧本部にするといつたような考え方もある。
のこの大火災は、その火勢がきわめて早かつたのでありましてそのためにほとんどすべての羅災者においては、まつたくの無一物となつた者が非常に多く、これに対して緊急救済処置がいかように実施せられておりまするかと言いますと、災害救助法の発動によつて、県当局より昭和二十三年度、同二十四年分積立金二百万円が救助費に充てられ、市においてはこれと別個に一千万円を羅災者救助費として用意されており、これらによつて市の災害対策本部
もう一つこの災害地を廻りましてもう皆の声なり、それから私自身も経驗いたしましたことで今度の災害地で一番感じましたことは、災害対策本部がいろいろな情報を聽取したりいろいろ取纏めなくちやならないのでございましようけれども、今度こうした送電が打切られたということは非常に情報を皆に與えて貰えなかつた、私自身手で以て窓をおさえたり戸をおさえたりいたしましたので、風がどつちを向いているのか頭の上を風が通つているのでございますけれども
その前提といたして、総合災害対策本部というようなものをつくつたらどうかというお話でありますが、御承知の通り現在の行政機構におきましては、災害はひとり建設省のみではございません。
しかしながらなお時日を要する問題であるというふうな大臣の御答弁がただいまもありましたから、私といたしましては、これら建設省一元化の第一歩といたしまして、この際思い切つて建設省の中に総合的な災害対策本部を設置していただきまして、この中に運輸省、あるいは安本あるいは農林省、建設省の各係官を網羅いたしまして、企画性のある総合対策を樹立する必要があるのではないかと思うのであります。
かように大河川においては上流部、中流部、下流部はたえず意見が相反し、また利害も相反するのでありまして、この有機的なつながりをつけ、眞に恒久的な災害対策を講ずるという意味からいたしましても、やはり災害対策本部のごとき一つの機関を設けまして、この有機的なつながりを続けるということが、私は大切ではないかと考えるのであります。この災害対策本部の設置方について、早急に御盡力をお願いいたしたいと思います。
一つは官職そのものは恒久的の官職であるが、急に人を補充する場合に名簿がないとか、あるいはまた試驗等の手続をとるいとまがないという場合、それからたとえば災害対策本部というものを急につくつて、臨時的の一つの官職を設けるというようなときと二通りあると思うのでありますが、要するにさような場合については、この法律に定めてある試驗とか、あるいは候補者名簿の中から選ぶという手続なしに、任用ができるという道を開くことに