1954-02-23 第19回国会 参議院 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号
改修でもつてやれという点につきましては、災害査定と改修工事と合せてやります場合には、改修と復旧との範囲が不明確になる虞れもありますし、更に災害復旧費の濫費をも招くということ等の弊害も一応考えられますし、更に改修予算については、そう予算が膨張するということも現状では考えられませんので、我々としましてはそういつた種類のものは、現在やつておりますように防災工事とか、局部改良とか、災害土木助成費等でもつて、
改修でもつてやれという点につきましては、災害査定と改修工事と合せてやります場合には、改修と復旧との範囲が不明確になる虞れもありますし、更に災害復旧費の濫費をも招くということ等の弊害も一応考えられますし、更に改修予算については、そう予算が膨張するということも現状では考えられませんので、我々としましてはそういつた種類のものは、現在やつておりますように防災工事とか、局部改良とか、災害土木助成費等でもつて、
農林省所管におきまして二百十六億、これは災害復旧費、災害土木助成費、冷害関係の右業費その他冷害関係諸費でございます。運輸省所管におきまして約五億九千万円、これは港湾等運輸省所管の公共事業の災害復旧費でございます。労働省所管におきまして三億円、これは失業対策事業費の増加でございます。
次に河川局部改良におきまして、中小河川におきまして一定計画に基きましてずつと続けるような河川を、局所的に一定の個所をその都度治めて行くというものでございまして、それと、それから災害助成と申しまして、災害復旧に関連いたしまして復旧費と併せて施行することが災害復旧の目的を達するという意味から、別の費目を起しましてやつている災害土木助成費、この三つがあります。
そのほか次にこまかく書いてありますが、海岸堤防修築費補助二十八年度十二億九千万円、海岸侵しよく対策事業費補助八億二千万円、それから海岸局部改良事業費補助三億八千万円、海岸災害土木助成費補助四億円、高潮防禦対策事業費補助二十五億七千六百万円、海岸堤防補修費補助六億九千七百五十万円、これらはみな海岸に関するものでありまして、海岸改修の経費でございます。
又河川費につきましては、この内訳は河川の維持修繕費がどれだけであるか、河川調査費、水防費防災対策費、災害土木助成費、河川改良費という六つの項目を拾つていろいろ計算をいたしました合計金額の単位費用が十九円四十三銭ということになつているわけであります。その次の港湾における費用は、その経費の中には港湾事務費といたしましては、港務所の費用と港湾費用と港湾運営費がございます。
これの中を分けますと、中小河川費、直轄河川費、附帯工事費、災害防除費、河川維持費、災害土木助成費、こういうものが河川改修費補助の中に入れておりますが……
それから災害土木助成費というのは連続して災害がありまする個所に、それを原形に復帰をいたしますると、折角作つたものも又再び壞れるという虞れがありまするので、この土木助成費というのをそれに積重ねまして、改修を行なつて行くと、こういう費用であります。それから鉱害復旧費、これは九州地方の炭鉱の災害であります。地盤沈下は四國その他の地震による地盤の沈下に対する費用ということになります。