1966-03-04 第51回国会 衆議院 建設委員会 第8号
なお、非常に大規模で相当長距離にわたるというような場合で、災害復旧のみにては不十分な場合は、災害助成費というものを入れまして、これは国庫負担率が二分の一でございますが、そういったもので一定計画に基づく改良を現在行なっております。
なお、非常に大規模で相当長距離にわたるというような場合で、災害復旧のみにては不十分な場合は、災害助成費というものを入れまして、これは国庫負担率が二分の一でございますが、そういったもので一定計画に基づく改良を現在行なっております。
○大和田政府委員 災害助成費は十億四千九百七十一万八千円。
それからこれはやはり黒川の上流部と下流部ですね、下流部は中小河川で改修をやっているんですが、上流部の方は災害助成費でやっている。
もちろんこれは原形復旧ではいけませんので、災害助成費というようなものを一緒に加えまして、再び災害を受けないような計画でやることになっておったのでございまして、従来の川よりも形をよくし、流れをよくしようという計画でいったわけでございまして、そのために、昔川でなかったところが川になるとかいうような問題で、よくしようと思ったことが工事をおくらせた結果になったわけでございます。
なお河川につきましても、相当の被害甚大な河川につきましては、復旧のみならず、災害助成費についても十分来年度予算において考慮していただきたいというので折衝中でございます。
もう一つは災害助成費の問題でありますが、助成費と申しますのは、どういうことかと申しますと、災害が非常に激甚の場合には、それの原形復旧のみではとうてい目的は達せられない、さらにそれにプラス・アルファーを加えまして、これを一定計画のもとに改修を行つた方が有効であるという河川が相当あります。それをプラス・アルフアーの線を災害助成費という名前で要求しておるのであります。
但しそこでわれわれは、この超過工事をどうしてもやらなくちやならぬ、ある程度の改良を一緒にやらなくちやならぬというようなものは、御承知の通りに災害助成費という費目を設けまして、これは二分の一の補助でありますが、この二分の一の補助をそれにつけ加えて、一定計画のもとに改良をやる。歴然とそこに線をわけて、超過工事に対する態度を明らかにして参つているのであります。