1961-05-29 第38回国会 参議院 予算委員会 第29号
しかもまた、このように自己調達をさせました結果、資産充当の問題、災害予備費並びに退職引当金の流用等からいたしまして、今後予算を作る場合に、きわめて弾力性のない予算を作らざるを得ない。この点については、政府与党自身が、今後非常なる苦悩に陥るのではないかということを指摘いたしまするとともに、このような予算編成がよき前例たり得るかどうかという点を考えたときに、遺憾であると指摘せざるを得ません。
しかもまた、このように自己調達をさせました結果、資産充当の問題、災害予備費並びに退職引当金の流用等からいたしまして、今後予算を作る場合に、きわめて弾力性のない予算を作らざるを得ない。この点については、政府与党自身が、今後非常なる苦悩に陥るのではないかということを指摘いたしまするとともに、このような予算編成がよき前例たり得るかどうかという点を考えたときに、遺憾であると指摘せざるを得ません。
ところが、国鉄会計についてこれを見ますならば、このような資産充当の問題、このほか災害予備費並びに退職引当金の流用の問題等につきましては、財源調達方法としては非常に穏当を欠く点多きことを残念に思うのであります。これでは政府のいう国鉄経営の健全化とは逆行する予算措置であると言わざるを得ないのであります。
概算災害予備費並びに繋ぎ融資両方そんなような感触でおるわけであります。大体そんなふうな見当でございます。
それで災害予備費並びに見返り資金もこれは特別会計でありますけれども、大蔵省の所管でありますから、こういうもので御質疑の方があれば……。それからなおこの際佐竹主計官に申し上げておきますが、別にあなたを責めるわけじやないのですけれども、どうも大蔵委員会のときにはどうか知りませんが、他の委員会には大蔵省は非常に出席が惡いのです。きようも一時に来てもらうはずなのに三時半です。