1982-04-14 第96回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第3号
したがって、現在の湿式の脱硫装置、これをたとえば乾式の方に変えるとか、あるいは高性能の集じん技術等を開発するということで、そういったことの実証試験等に助成も含めていろいろと取り組んでおりますし、灰処理につきましては、まず灰の有効利用、建材等への有効利用を図るとともに、埋め立て処分等につきましての考え方で、たとえば集中灰処理センターの問題であるとかそういった灰処理対策の確立に今後とも努めてまいりたい。
したがって、現在の湿式の脱硫装置、これをたとえば乾式の方に変えるとか、あるいは高性能の集じん技術等を開発するということで、そういったことの実証試験等に助成も含めていろいろと取り組んでおりますし、灰処理につきましては、まず灰の有効利用、建材等への有効利用を図るとともに、埋め立て処分等につきましての考え方で、たとえば集中灰処理センターの問題であるとかそういった灰処理対策の確立に今後とも努めてまいりたい。
現在、石炭火力発電所の灰処理センター等の調査も進めておりまして、これにつきましても委託調査を三億円計上いたしまして五十六年度実施をいたしておりますが、この石炭の灰の有効活用あるいは火力発電所の灰の処理問題ということにつきましては、いまから十分努力をしていかなければならないということで、関係者でいまそのような努力をいたしておるということでございます。
先ほど申し上げました今後三百万トン、六百万トンになりますと、どうしても、いままでのような単にその場限りといいますか、その時点時点の話として進めていくわけにいかないということでございまして、五十五年度から石炭灰の集中的な処理、再資源化に関する調査を行いますと同時に、私どもは全国灰処理地点といいますか、灰処理センター的なものを六つないし八つくらい考えまして、そのための準備として調査に入ったところでございます
それからそのほか、石炭火力の推進に関する財政的な援助といたしましては、ばい煙の処理技術等についての実証試験とか、あるいは乾式脱硫技術についての実証試験、さらには灰処理センターの集中灰捨て場の調査とか、さらにはCOM転換の実証調査、発電所の建設費の補助金等々が予定されているところでございます。
したがって、われわれはその灰処理をいかにするかということで、現在調査費をいただきまして、灰処理センターをしかるべき地点につくるという仕事をしているのが実情でございます。