1987-07-28 第109回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
そういうことのないようにふだんから、実際の火事が発生したときを予想いたしました消防の訓練をさせたり、あるいは火災警防計画というものをつくらせておりまして、仮想的な消防ポンプの配置等をやらせております。
そういうことのないようにふだんから、実際の火事が発生したときを予想いたしました消防の訓練をさせたり、あるいは火災警防計画というものをつくらせておりまして、仮想的な消防ポンプの配置等をやらせております。
また人命尊重を第一義といたしました林野火災警防戦術につきまして研究をいたしまして、その成果をマニュアルとしてまとめて全国の消防機関に配付をし、指導すると同時に、林野火災用消防施設の整備、それから空中消火体制の確立といったような消火戦術の近代化を推進してきたわけでございます。
特に火災の警防面につきましては、この通達の中で、火災警防活動の基本を人命の安全確保と延焼防止、この二点に置きまして、消防力の効率的、重点的な具体の配備をしていただきますようにお願いをしておるような状況でございます。
ただそういうことばかりでは、今後のいろいろな消火体制上なかなかむずかしい点もございますので、現在消防庁等と打ち合わせまして、昨年消防庁とこちらとの幹部の火災警防の連絡会という、研究会というものをつくりまして、そしてそれのあり方をさらに検討を進めて実施に移してまいりたいという体制をとっておるわけでございます。
また都道府県、市町村の消防担当機関に対しましても、林野火災の消防対策について日ごろから指導をいたしておりますし、通達も出しておるわけでございますが、いずれにいたしましてもその対策といたしましては、出火を防止する対策と、それから、発生した場合の火災を防御するための火災警防対策とからなるというふうに考えております。
消防庁から通達いたしていただきました火災警防につきまして、あるいは消防につきまして、こちらからも関係府県に通達をいたしまして、下部においても密接な連絡をとるような措置をいたしておる次第でございます。
○参考人(江藤彦武君) 先般の毎日マラソンにいたしましても、いわゆる東京の国際スポーツ大会にいたしましても、今般のいわゆるオリンピック大会におきましても、沿道に対しましては、各消防署が、その沿道を横断しないで消防車が集中するというように、火災警防計画の一部を臨時的に変更し、対策をしているわけでございます。
それから造林者の行ないます、先ほど申し上げました第五の三、いわゆる保護、管理のための火災警防等のことであります。そういうものに対する、事項に協力するということ。これが土地所有者の義務であります。2といたしまして、土地所有者が造林者を兼ねる場合には、まあ土地所有者としての義務のほかに、先ほどの第五の造林者の義務も両方、まあ義務として責任を負わなければならないということに相なっておるのであります。
○山崎政府委員 林野庁におきましても、現在森林火災保険特別会計というものを持っておるのでありまして、火災警防というような、面につきましては、この特別会計から一定の金額を県に出しまして、火災警防を地元の方々に期間的にその必要な期間お願いするというような制度もとっておるのでありまして、今後なお先生の御趣旨を十分検討して進みたいと思います。
なお森林火災警防につきましては、林野庁といたしましては年々四万町歩の山を焼き、なお四万石の木材を焼失いたしておりますような関係上、四千三百万円の予算をもちまして林野巡視を置き、あるいは防火線を切る、そういうものに対する補助を要求したのでありますが、認められないでおるのでありますけれども、今後また森林火災警防の予算につきましては、引続きその実現方に努力いたして参りたいと思うのであります。
○横田委員 この資料を見ておりますと、林野整備、森林火災警防、特殊林産物振興による林業経営合理化、以下ずつとありまして、職階制実施、緊急応用研究補助と出ております。これが大体九億一千九百六十二万一千円になつておりますね。これが要求されてそのまま削られておりますが、これは一体どういうわけですか。要求された根拠と、それから削られた後における対策を承りたい。
○委員長(岡田宗司君) それから陳情が来ておるのですが、そのうち森林火災警防対策に関する陳情なんですが、これはまあ例えば国土緑化推進委員会、幣原さんが委員長になつておられるのですが、そこから要望があるのですが、森林火災が年平均二千件近くある、四万町歩以上燒失しておる、それでそのために政府で予防施設、消防施設、警防思想の普及対策を講じて貰いたいという陳情があるのですが、これは火災が起るということは非常
○説明員(武藤博忠君) 森林火災警防予算につきましては、これは昭和の初め以来、山林局といたしまして要望して参つた経費なのでありますが、これはただ一度昭和三年に森林火災警防予算が議会の御協賛を頂きまして通つたことはあるのであります。それが丁度政友会内閣から民政党内閣に移りまして、予算が潰れて実行予算になつた年があるのであります。