2006-05-23 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
宿直者に対して火災の発生等の状況を聴取しましたところ、火災発見時には既に炎が天井まで達しておって、消火器で初期消火を試みたけれどもそれには失敗した、避難誘導するいとまもなく、それも実施しなかった、通報は、通りかかった車の運転手の携帯電話によって緊急通報をした、こういう状況でございます。
宿直者に対して火災の発生等の状況を聴取しましたところ、火災発見時には既に炎が天井まで達しておって、消火器で初期消火を試みたけれどもそれには失敗した、避難誘導するいとまもなく、それも実施しなかった、通報は、通りかかった車の運転手の携帯電話によって緊急通報をした、こういう状況でございます。
今後もそういうことが全国で展開されると思いますけれども、九階建てぐらいの高層化になりますと、災害時の退避、今までの温泉地やいろんなところの事故を拝見しておりましても、火災発見、そして誘導、そういうふうな面の混乱とか、そしてまた高層化のところでは、やはり火事になるとどうしても通路に出て行く。しかし通路は煙突化して巻き込まれて大半が死んでしまうという状況があるんです。
現に望楼を置いてそこで、最近の統計では年間十件ほどの火災発見をしている実績もあるわけでございます。しかし、都会におきましては近所に高層の建築物がどんどんふえてまいっておりますので望楼の価値が総体的に非常に低下しているというようなことから、一般的な消防署におきましては廃止をしておるというのが実情でございます。
ただ、もう一点につきまして、その経過の一応の御説明はありましたけれども、ちょっとここでお尋ねしたいと思うのでございますが、火災発見からセンターへの連絡、また避難命令が出るまで一応その経過が述べてありますけれども、私も調査団の一員としまして現地へ行きました際に、あのときもたしかいろいろと御意見を伺ったときに出てまいった問題で、十四時五分に避難の指令が出た後、十四時二十六分に籠居命令が出ておるわけです。
これは先ほども指摘されておったわけでございますが、実は私も現場の指令センターに行きまして、指令センターでいろいろとコンピューター施設等を見せていただきまして、またお話も伺ったわけでございますが、これは素朴な疑問ですけれども、火災発見があって、センターに連絡があって、避難命令が出るまで十五分かかっている、この問題に私も、やはりどうしても非常に疑問を持つわけでございます。
○松田参考人 先ほどちょっと舌足らずでございましたけれども、中間報告の御意見に従いまして、私どもが現段階で可能な限りの調査をして、火災発見の時間経過、あるいはまた連絡、指令の時間経過、あるいは消火活動がどうなされたか、あるいは退避、避難の実態がどうであったということで実態を洗いまして、その中で私たちとして反省をして、今後こうあるべきじゃなかろうか、そういう点を会社なりに対策を立てました。
それから第二点の、こういった火災が非常に多くの人命の犠牲を強いた被害拡大要因でございますが、事故調査委員会におきましても、火災発見のおくれ、連絡、指令の手間取り、こういった現場と中央指令室との連絡体制の問題、それから、初期消火の段階におきまして最初の消火活動がある程度功を奏したというふうに見受けられる状況まで至ったわけでございますが、ケーブルの切断による消火機能の低下、それにかわります消火栓との接続
私もこの中間報告を読まさしていただきまして、総括の二ページに、死亡者八十三名、重傷者十六名という多数の罹災者が出されたことが述べられておりまして、その原因の第一は火災発見のおくれ、第二番目が連絡、指令に手間取ったこと、第三番目が消火活動中にトラブルがあったこと、第四番目に退避経路に濃煙があったために退避に大きな支障を来したと、こういうことが書かれておりまして、複雑に絡み合ったのではないかと見るのでありますが
○政府委員(石井賢吾君) 中間報告におきましては火災発見時刻と申しますのは第一発見者から誘導無線によりまして指令センターに坑内火災の発生を通知した時刻、十二時五十分ということが一応火災発生の時刻ではないかというふうに見ておるわけでございますが、しかしながら、これは第一発見者の報告によりますと十三時三十五分ごろに煙を発見しておるわけでございます。
ただ、消防法の二十四条に火災発見の通報というのがございますけれども、これは一般的な場合でございまして、炭鉱火災の場合には鉱山保安法の体系によってもっぱら対応するということになっておりますので、通報の実質的意味はないわけでございます。
また、第二に被害の拡大要因といたしましては、火災発見のおくれあるいは連絡指令の手間取り、消火活動中のトラブルといったようないろいろな要因が複雑に絡み合いまして大災害となったものというふうに報告をいたしてございます。
また、被害拡大要因は、火災発見のおくれ、あるいは連絡指令の手間取り、消火活動中のトラブルといったようなものが複雑に絡み合って大災害となったものというふうにいたしてございます。 これら要因に対しまして、当面の保安対策事項といたしましては、ベルトコンベヤーの保守管理あるいは監視の強化、連絡指令体制の強化等々の当面対策の提言がなされております。
また、災害の拡大の原因でございますが、これにつきましては火災発見のおくれ、あるいは連絡指令の手間取り、消火活動中のトラブルといったいろいろな要因が複雑に絡み合いまして八十三名の死者を招くといった大災害になったものではないかというふうに報告をいたしてございます。
それは火災発見後四十分ですよ。こういう状態ですよ。ですから、全体として全く初動の機敏さが全然なかったということですね。一体監督局はいつ受けたのか。警察にはいつ通報があったのか。出動時間はあなたの方ではどういうように把握しておるのか。この報告書にありませんからお聞かせ願いたい。
ですから、火災発見というのは当然無理であったわけです。しかし、この警備会社の社長は、プロとしての積極性に欠けていたという反省をしているわけです。
○阿部憲一君 現在、原子力施設において災害が発生した場合には、消防法二十四条の「火災発見の通報」の準用で、消防当局に通報されることになっていると思いまするが、そこで、この通報を受けて消防としては具体的にどのような対応をすることになるのか、御説明願いたいと思います。
第二点として「火災当日の閉店後、閉鎖されていたことが確認された三階北西部階段の防火シャッターが、火災発見時に開放されていた事実から、何者かが火を放ったうえ逃走したのではないかとの疑点を払拭できない。」こういう理由も付加して、先ほどのような本件不起訴は相当であるという結論に達しているようでございますから、審査の中身は同じもので、しかも慎重にしておるということが言えるのではないかと思います。
○小濱委員 いろいろ長官からお答えをいただきましたが、現在の誘導装置、初期消火あるいは火災発見時の光あるいは音による誘導装置、こういうものも大事ですけれども、もう少し時点が過ぎて、館内がまつ暗やみ、停電、そしてまた煙が充満をして、その中で救出作業あるいはまた応急処置を講ずる場合に、何をたよりに自分は作業をしていくのか。
運輸省では、二十日政務次官が現地におもむいて実情を調査するとともに、二十一日、事故原因を早急に究明するため技術調査団を派遣して同型船を含めた調査を実施いたしましたが、その調査報告によれば、火災の発生原因は機関室内の燃料油が漏れてエンジンの高熱部分に触れたことによると推定されること、火災発見前からすでに漏油が始まっていたため、短時間に火災が機関室内に拡大した可能性が強いこと、また、機関室の出入り口のとびらなどが
運輸省は、二十日に大臣の命令を受けまして、私が現地に飛びまして実情を調査するとともに、五月の二十一日に大臣の命令によって事故原因を早急に究明するために技術調査団を現地に派遣して、同型船を含めた調査を実施いたしましたが、その調査報告によりますと、火災の発生原因は、機関室内の燃料オイルが漏れてエンジンの高熱部分に触れたことではなかろうかと推定されること、それから火災発見前からすでに漏油が始まっていたために
運輸省では、二十日、政務次官が現地におもむいて実情を調査いたしますとともに、二十一日、事故原因を早急に究明いたしますために技術調査団を派遣いたしまして、同型船を含めた調査を実施いたしましたが、その調査報告によりますと、火災の発生原因は、機関室内の燃料油が漏れてエンジンの高熱部分に触れたことによると推定されること、火災発見前からすでに漏油が始まっていたために、短期間に火災が機関室内に拡大した可能性が強
○唐沢委員 それでは、その事故が起きて、それから火災が非常に広まった原因のうち、送風機が火災発見後も作動し続けていたとか、消火装置の作動がおくれていたというようなこともあるわけでございます。そうすると、ちょっと事故に対する乗り組み員の訓練が十分ではなかったんではないかと思うわけであります。
火災の状況でございますが、消火活動につきまして、火災発見後消火活動を開始しましたが、自力で消火しようとするのにとらわれたあまり、火災の通報につきまして先ほど申し上げましたようなおくれが出まして、それが後の患者誘導等にも全体に影響した結果が見られるのでございます。通報の状況としては、消防署への通報以前に院長あるいは当直医師等の内部への通報にとらわれ、消防署に対する通報がおくれております。
火災発生時の当直体制は、医師一名、事務職員一名、守衛一名、外来当直看護婦三名、病棟看護婦九名の合計十五名で、火災発見後、これらの人々は消火につとめておりますが、消火が困難であることを知り、消防署に三時五十一分ごろ通報いたしております。
でありますから、先ほども自動火災発見器の場合に申し上げましたように、かなり金がかかるわけです。でありますから、たとえば環衛公庫からそれを融資するといっても、かなり多くの旅館があるわけです。それが一斉に申し込んだ場合には、今度は環衛公庫全体の融資に影響が出てくるということも考えられますね、その辺はどうですか。
○木部委員 私よくわかりませんが、たとえば火災発見器ですか、一個十五万くらいするそうですね。大きなところは数十万円もするでしょう。それが自己負担ということになるわけですね。
猛火と煙が両大広間に回ってからの火災発見でありますから従業員の行動も冷静を欠いたこととは思われますが、同ホテルは従業員三百五十名といわれているのでありますし、また、昨年十二月十二日には同ホテルに出火を想定した消防演習を自衛消防隊中心に行なっているのでありますから、従業員に対する訓練は特に最も主眼としなければならない宿泊者の避難誘導等についてどう指導していたのか、まことに疑いなきを得ません。