2015-05-11 第189回国会 参議院 決算委員会 第7号
平成二十年十二月の科学技術・学術審議会測地学分科会火山部会において取りまとめられまして、重点的な研究対象十六火山を定めました今後の大学等における火山観測研究の当面の進め方についてのフォローアップといたしまして、防災科学技術研究所では、平成二十二年四月の同分科会地震火山部会において火山観測網の整備計画案について報告を行っているところでございます。
平成二十年十二月の科学技術・学術審議会測地学分科会火山部会において取りまとめられまして、重点的な研究対象十六火山を定めました今後の大学等における火山観測研究の当面の進め方についてのフォローアップといたしまして、防災科学技術研究所では、平成二十二年四月の同分科会地震火山部会において火山観測網の整備計画案について報告を行っているところでございます。
○説明員(森俊雄君) 今、日本では八十三、八十余りの活火山がございますけれども、そのうち十九火山につきまして気象庁では常時火山観測網を持ってございます。常時観測火山以外のところは随時機動観測班で対応してございまして、火山の活動を厳重に監視しているところでございます。
伊豆諸島では大島が精密観測、これは専任者が二人、三宅島が普通観測、専任者一人いるわけですが、普通観測を行っているだけで、東京都防災会議が本年六月行った報告書で精密な火山観測網の充実が必要というふうに言っております八丈島に至っては、常時観測の対象とさえされていないわけであります。
次に、京都大学桜島火山観測所におきまして、桜島火山の観測、調査研究の現状等を視察してまいりましたが、噴火予知のため地震観測と地震データの解析等に重点を置き、五十五年から五十八年の間に広域火山観測網を整備して、地殻変動の観測・測定を進め、火山活動の相互関連性を調査研究しているとのことであります。
それで右火山観測網の整備、観測機能の充実について配慮されたいという趣旨でございますが、御要望の趣旨は十分了承しております。現在桜島における火山観測施設を整備し、火山噴火の予知方法を考究し、その災害の防止軽減に努めておりますが、なお今後も御期待に沿うべく努力をいたしたいと考えておる次第でございます。 次に第九一二号、福岡の上高層観測点設置に関する請願でございます。