2019-05-29 第198回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
そういう中で、火山灰土で非常に軽い土だったものですから、その火山灰土層が全部崩壊して表土が、表土といいますか、基盤がむき出しになっておると、それから火山灰の地層が一部崩壊してまだ火山灰層が残っておると、この二種類に色分けされるような崩壊状況だということのようです。
そういう中で、火山灰土で非常に軽い土だったものですから、その火山灰土層が全部崩壊して表土が、表土といいますか、基盤がむき出しになっておると、それから火山灰の地層が一部崩壊してまだ火山灰層が残っておると、この二種類に色分けされるような崩壊状況だということのようです。
○藤木眞也君 私も現地でこの災害の土砂を見させていただきましたけれども、園芸農家の方でいけば、焼土に使われる、焼土とかポットに使われるボラ土と火山灰土ですね、黒土の混合物がほぼほぼだったなというふうに思います。
しかも、火山国であり雨が多いわけですが、覆っている表土は火山国ですから火山灰土、水分を含みますと土砂崩れを起こすという土質を持っておる。しかも、準亜熱帯地域ですから、雨が多いので自然災害が頻発に起こり、全国的には二万二千カ所も危険災害というものが既に指定をされておる。
もう一つは、我が国の国土形成、火山国であるということを申し上げましたが、覆っておる表土が火山灰土でありますから、水分を含みますと土砂崩れを起こす土質を持っておるわけであります。したがいまして、自然の管理というものがしっかりいっておりませんとすぐ土砂崩れを起こしてそれが災害につながる。しかも、準亜熱帯地域に位置しておりますから非常に雨が多い。
覆っております表土は、火山国でありますから火山灰土が大宗を占めておるわけでございまして、土質的には、水分を含むとすぐ土砂崩れを起こすという土質を持っておるわけでございます。また、気候的には、準亜熱帯地域でございますから非常に雨が多い。そういう国土の形成、位置づけになっておると私は思います。
というのはどういうことかというと、火山灰土が多い日本では、菌根菌がないと燐酸を吸収することができないのです。菌根菌の内生菌、外生菌があってできるのです。そういうことが今わかってきて、今までは草を取れと言った山梨県の果樹の指導者が、最近は夏にできるだけ雑草を生やせということになっている。差し支えない限りは雑草を生やせということ、そのことは、一つは環境保全につながってきます。
火山国でありますから覆っております表土は火山灰土であります。水分を含めばすぐ土砂崩れを起こすという土質を持っておるわけであります。 そのような狭い国に一億以上の国民がひしめいておるわけでございますが、それは都市部に限って、地方ではまだ過疎がどんどん進んでおる。自治省を中心に過疎対策に数十兆の金がつぎ込まれたけれども、過疎はまだとまっておりません。
これは火山灰土の中に大きな丸石が各所に山積しておる、こういう状態の土壌でございまして、それが各地で崩壊したという状況になっております。 そのことなどを考えますと、この辺の、その地域に応じた十分な防護対策をしないと一般的な対処ではとても追いつかないのじゃないのか、こういう心配をするわけですが、その辺のことについての見解をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
ですから、ああいう阿蘇の地帯なんかのようないわゆる特殊な土質の上に、火成岩基盤の上に火山灰土が表土として乗っているような傾斜地に対しましては、やはり縁を二、三百メートル緊急保安林として濶葉樹林、早く崩壊を防止できる植樹を強制分収林としてでもあそこに対応しなかったら、これからの災害は防げないんじゃないか、こう思っているわけでございます。
しかも覆っておる土質というのは、表土は火山灰土であります。しかも亜熱帯地域でありますから雨が多い、いつでも災害が起こり得る可能性がある。したがって、アメリカやヨーロッパ等と比べて農林業の持つ役割と国土保全と、そして治山治水やそういったものに対する国民生活との関連はより密接だという、私は私なりの認識を持っておるわけであります。
そしてまた、土地柄が何千年来の火山灰土というようなこともありまして、非常に災害にもろい県土であるというようなこともありまして、甚大な被害をこうむっているわけでありますが、こういうことに関連をして、今後の災害復旧対策などを考える場合に非常に重要でありますので、ちょっとここで気象庁の見解をお尋ねしたいと思います。
それから三つ目には、火山灰土で覆われている、災害の危険を常に伴う土質であるということ。また、河川が非常に多く、雨量が豊富であるということ。このような国土としての特質があると私は思うのであります。 さような意味で私が申し上げたいことは、農林業というものが受け持っておる、農山村が受っ持っておる国土保全という役割はより国民生活に密着しておると思います。
この山武杉は、本来で言えば杉の生育には適さないところの火山灰土の上に、昔の篤林家が努力に努力を重ねて乾燥に強い松をまず植えまして、その下のところに杉を植えるという独特のやり方で今日の美林をつくり出しているわけでありますが、その苦労を思いますときに、私は、時間がかかってもこの銘木山武杉をぜひとも守っていかなければならないというふうに考えるわけであります。
例えば、日本の土地というのは非常に多種多様な土からなっておりますが、黒ボク土、これは今までは手のつけようのない火山灰土であるというふうに言われていたけれども、これだって農地化するための技術的なマニュアルといいますか、そういったものはほぼできているわけでございます。こういったものも本来は含むべきではなかったかというふうに私は思うのであります。
御承知のように、あそこは火山灰土が非常に地質として多うございますので、いまのうちにオープンカットで工事をすると非常に安上がりで容易にできるという利点がありますので、たしか基本計画には千歳線の地下乗り入れについてはまだ入ってないはずですけれども、この際この千歳線を新千歳空港の地下駅として乗り入れる、そういう御方針で計画を進めていただきたいということを希望いたしますが、この基本的なお考えについて大臣にお
日高地方は、門別町、静内町、浦河町など沿岸部を中心に三百ミリに近い大雨に見舞われ、太平洋岸に張り出した軟弱な火山灰土に覆われた台地が至るところで崩壊し、住家等に大きな被害を与えました。
○瀬野委員 立野ダムは、阿蘇山の火山灰土が底部に多量に堆積することが予想されます。地元九地建でも検討を進めておりますけれども、堆砂率はこの立野ダムの場合は、どの程度と想定しておられますか、お伺いします。
標高一千メートル、平均傾斜が五ないし十度、土性は酸性、火山灰土になっている。土質は富士焼礫という立地条件で、また平均気温は十三度、初霜は十月中旬、晩霜は五月中旬までという気候条件にあります。昭和二十五年十一月山梨県が発行しました「山梨県開拓組合便覧」梨ケ原の項を参照していただくともっと詳しくわかります。
地質ということは、火山地帯であり火山灰土である。だから、あの地帯一帯が豪雪地帯であるだけに地盤が弱く、土が軽いからなだれが起きるという危険は当然あり得ることであります。そういうことが指摘をされていたのか いなかったのか。 三番目。
このような惨事に至った原因につきましては、もともと災害に弱い火山灰土の地盤条件ではありますが、林道、観光開発のあり方等との関連を指摘する向きもあり、地元からも今後徹底的な原因の究明とあわせて抜本的な復旧及び防災対策の促進が強く望まれておりました。
しかも当該地区は火山灰土が堆積したきわめて土石流の発生しやすい地域であるということについても、地元の人ならだれでも争いのないところであります。こういう状況下で、いま大きな災害を受けている。
私はいまこの短い時間で真相を究明しようとは思いませんけれども、少なくとも上流の林野庁、下流を受け持つべき建設省、そしてその下に今回人命を多く失いました保養所その他の観光事業、さらに国鉄、こういったものが一体的に、急傾斜でしかも地すべりの危険がある——これは新潟県の陳情の中にも、「当該地区は火山灰土が堆積した極めて土石流の発生しやすい地域であります」と、こう陳情書に書かれているわけです。