2016-02-25 第190回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
○西出政府参考人 委員御指摘の、火山噴火予知技術の向上、観測監視体制の整備強化については重要な課題であると考えております。 富士山につきましては、全国四十七ある常時観測火山の一つでありまして、東京にあります火山監視・情報センターにおいて二十四時間体制で火山活動の監視を行っております。
○西出政府参考人 委員御指摘の、火山噴火予知技術の向上、観測監視体制の整備強化については重要な課題であると考えております。 富士山につきましては、全国四十七ある常時観測火山の一つでありまして、東京にあります火山監視・情報センターにおいて二十四時間体制で火山活動の監視を行っております。
そして、昨年七月一日には改正活動火山特別措置法も成立させたわけでございますけれども、そういう点で、火山噴火予知技術の向上と観測監視体制の充実強化が重要であります。 気象庁におかれまして、この火山噴火予知技術の向上と観測監視体制の充実強化についてお考えをお伺いしたいと思います。
特に、火山噴火予知技術の向上、観測監視体制の充実強化など、また情報の提供等が非常に重要であるわけですが、これについてどのように気象庁はお考えなのか、お伺いしたいと思います。
今後とも、火山噴火予知計画の趣旨に沿いまして火山の監視を続けるとともに、関係機関及び大学と連携して火山噴火予知技術の開発に努めてまいりたいと考えております。
火山噴火予知技術の現状でございますが、火山噴火を予知いたしますためには、まず地震でありますとか微動あるいは地盤の傾斜、そういったいわゆる地球物理学的な現象を観測いたしまして、その中から前兆を検出する必要がございます。近代的な火山観測が始まりましてから残念ながらまだ歴史が浅うございまして、また、火山現象そのものが大変複雑でございます。
○山川説明員 ただいま先生御指摘の、最近の宇宙科学と申しますか、宇宙技術を取り入れるという方法も、これからの火山噴火予知技術の開発には大変有効ではないかと思っております。私どもも現在気象研究所で、そういう人工衛星のデータの解析も含めますリモートセンシング手法を噴火予知に生かしていきたいと思って、積極的に取り組んでいるところでございます。
これは、まさに私どもの火山噴火予知技術がまだ完成してない、至らない点がまだ大変あるんだというところを痛感した次第でございまして、これは今後とも努力によって予知技術の練摩をいたしていきたいと思っております。
現在、残念ながら火山噴火予知技術と申しますのは決して完成したものではございませんで、有珠について申し上げますと、毎日の観測を通じて勉強しながらできるだけの予知あるいは予測を立てていくという状態にございます。
火山噴火予知技術はこの火山学の発展とともに次第に向上すると考えられますので、その進歩に応じまして体制の整備を気象庁としても進めていきたい、そういうように思っているわけでございます。
これからの見通しでございますけれども、現在火山噴火予知技術というものはまだ開発途上でございますので、確かなことということにはいかないのでございますけれども、過去の噴火様式、それから今回も水蒸気爆発が主でございますので、今後活動は続くといたしましても、降灰を伴う程度で大爆発に進展するということはないものというふうに考えております。