1998-09-22 第143回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
既に発生がなくなって我が国に火傷病等が侵入するおそれがないということで、輸入解禁の手続を再開するということの説明があったということを聞いております。
既に発生がなくなって我が国に火傷病等が侵入するおそれがないということで、輸入解禁の手続を再開するということの説明があったということを聞いております。
お話しのように、制度としての自由化は早い時点でされたわけですが、コドリンガあるいは火傷病等の防除体制が確立されたとして、既にニュージーランドからは入ってきて、アメリカ等からはこれからということであります。
しかしその間、植物検疫で厳しい検疫がありましたから、それで何とか、コドリンガとか火傷病等という理由で拒否してまいったと思うのですが、今回のWTOの中で、米と同様にこの検疫の法的な措置が緩和されております。そういう観点から、そういう結果これから果樹農家の問題も出てくると思うのですが、果樹生産地帯としてどのようにお考えかということをぜひひとつお聞きしたいと思います。
ただ、ニュージーランドのときに田名部農相が言った、万一我が国にコドリンガ、火傷病等が発生した場合には全額国庫負担で撲滅、防除を図る。それから、検疫措置に原因があるとすれば直ちに輸入禁止をする。このとおりにしますか、確認をしたい。
農水省が輸入解禁を強行した以上、万一コドリンガ、火傷病等の病虫害が発生した場合においては農水省の責任で完全に撲滅をする、損害補償対策を講ずる、こうすべきでありますが、大臣の責任ある答弁を聞きたい。