1974-03-08 第72回国会 衆議院 文教委員会 第13号
当時の灘尾国務大臣がおっしゃっておることでございますが……(山原委員「聞いてないじゃないですか」と呼ぶ)これは大事なことです。いまあなたのおっしゃっていることにお答えをするのです。
当時の灘尾国務大臣がおっしゃっておることでございますが……(山原委員「聞いてないじゃないですか」と呼ぶ)これは大事なことです。いまあなたのおっしゃっていることにお答えをするのです。
○灘尾国務大臣 閣議決定というものは、やはりそれによっていわば政府の意思が決定するわけでございますから、したがって、閣議決定というものは政府としましてはきわめて重いものと考えておるわけでございます。そういうことでありますので、一ぺんきめましたものをまた改めるというふうなことは、まず原則として従来やったことはない、このように私は承知いたしております。
○灘尾国務大臣 いろいろ相談をいたしたところでありますが、まだ結論を得るまでには至っておりません。閣議決定の線をくつがえさないで何か好ましい方法があるかないかというようなことを検討いたしました次第でございます。まだこれという御報告申し上げるようなものを発見し得ないでおるというのが現段階でございます。
○灘尾国務大臣 お話しのとおりだと思います。大いに関係者の間におきまして、そういう問題については検討していただきたいものだと思っております。
○灘尾国務大臣 できるだけ御希望に沿いたいと思います。
○灘尾国務大臣 数字は記憶しておりません。
○灘尾国務大臣 文部省の態度としましては、従来からもこの方面に対する配慮を要望しておるところなんであります。したがって、私どもとしましては、来年度についてはその要望を撤回するというふうな気持ちはもちろんございません。もちろん要求してまいるつもりでございますけれども、事柄はそう簡単ではないということをひとつ御承知おき願いたいと思うのでございます。
○灘尾国務大臣 御質問ではないようでございましたが、私は何も日本学術会議と対立して抗争しようなどという考えは毛頭ございません。ただ、私どもがまじめに考え、誠意をもって考えておることについてぜひすなおに御了解を願いたいものだ、かように存じておる次第でございます。
○灘尾国務大臣 ありがとうございました。
○灘尾国務大臣 産業、経済の発展の状況に伴いまして、これに必要な優秀な人材を育成することはきわめて大切なことでありますので、今日までもこの問題につきましては努力をしてまいったつもりでありますが、六・三・三・四の教育制度につきましても、御承知のように今日まで若干の手直しもしてきておるわけであります。
○灘尾国務大臣 戦後の各国におけるいろいろな問題につきましては、御指摘のとおりの事実があるように思うのであります。また、それに関連しまして各国それぞれ問題をかかえておるということもいえるであろうと思うのであります。この教育の問題につきましては、ちょうど日本人が外国に行きまして、外国に滞在いたしております間、その子弟の教育をどうするかということはお互いやはり共通の問題でございます。
○灘尾国務大臣 わが国のいわゆる各種学校というものが、いろいろな内容を持っておりますけれども、今日までそれぞれの面におきまして大きな役割りを果たし、また、国民の教養を高める上におきましても効果をあげてまいっておりますことは御指摘のとおりであります。現在この各種学校に学んでおる人たちの数もかなり大きな数に達しておるわけでございます。
○灘尾国務大臣 その点は所管大臣が十分考えなければならぬ問題だと思います。妙な目的のために災いされるということがあってはならないことでありますから、まかされておるだけに所管大臣の責任も重い、こう申さなければならぬと思います。人事の適正化ということについては十分注意してまいりたいと思います。
○灘尾国務大臣 先ほど事務当局からもお答えをいたしましたし、また安全会の理事長からもきわめて積極的なお答えをいたしておるわけでございます。私もその線に沿って検討を進めるようにいたしたいと存じます。
○灘尾国務大臣 こういう問題は、やはりどこまでも子供のために親切に考えるという気持ちだけは、いかなる場面においても持ってしかるべきものと思いますので、お気持ちに反するようなことはやらないようにいたしたいと思います。
○灘尾国務大臣 文部省の態度といたしましては局長がお答え申し上げましたとおりでございます。 なお、この問題はやはり地方の財政力の問題ということにもなろうかと思います。自治省方面ともよく相談をしてまいるつもりでございます。
○灘尾国務大臣 政府の調査団の中に、文部省からも北海道、東北、それぞれ一名ずつ派遣をいたしております。なお、建築等の問題につきましては、状況によりましてさらにあらためて調査をいたしたいと思っております。
○灘尾国務大臣 事務的ないままでの経過を十分存じておりませんのでなんですが、学校建築について十分注意をするようにというふうな通達はいつでも出してよろしいと思っております。
○灘尾国務大臣 大体そういうことになろうかと思います。
○灘尾国務大臣 そのとおりでございます。
○灘尾国務大臣 さようでございます。
○灘尾国務大臣 認めません。
○灘尾国務大臣 十分実情を調査いたしまして、その問題の原因は、一体どうこれをつかむべきかということにつきましても、やってまいりたいと存じますが、いまおっしゃったように、これに関連して職員の数、確かに仰せのとおり十分とはいえないと思います。
○灘尾国務大臣 この種の事件について逮捕されたという事例はない、このように存じております。
○灘尾国務大臣 別にさげすんでそのようなことを申したつもりはございません。
○灘尾国務大臣 私は入っておるものと考えております。
○灘尾国務大臣 御指摘の憲法二十七条、これに反するおそれがないかというお尋ねでございますが、私ども慎重に検討したつもりでございます。憲法二十七条には「法律でこれを定める。」こうあるわけでございます。
○灘尾国務大臣 文部省といたしましては、主管の官庁といたしまして、この法案の立案の中心になったわけでございますが、関係各省ともそれぞれよく相談をいたしまして成案を得た次第でございます。その間におきまして手続上のミスをおかしておるとは考えておりません。
○灘尾国務大臣 別にお答えを求められたわけではございませんけれども、私は、そういうふうな論拠がどこから出てくるのかということが了解できないのであります。われわれとしましては、そのような心持ちで物事をやっていないということを重ねて申し上げておきます。
○灘尾国務大臣 いま私の申し上げましたようなことにつきましては、特別の規定を新たに設けなくても、現在の内閣の制度の中でそのことが行なわれるものと考えておりますから……。
○灘尾国務大臣 承っておきます。
○灘尾国務大臣 政府委員からひとつ……。
○灘尾国務大臣 御指摘になりましたような問題につきましては、文部省としても大いに関心を持っておるわけであります。借金をして、そして学校の整備をやってきた。その金利が高いということであれば、金利を下げていくということも考えなければならないと思います。
○灘尾国務大臣 たいへん御鞭撻をいただき、また、文部省の職員に対しまして非常に同情のあるおことばをいただきまして、ありがたいことと思っておりますが、私も、この私学の問題がきわめて重要な問題であるということについては、及ばずながら認識もいたしておるつもりでございます。せっかくの御鞭撻のもとにさらに努力させていただきたいと思っております。
○灘尾国務大臣 いま初めて伺う話でございますが、先ほど管理局長が答えましたように、何か常識的でないような気持ちもいたしております。どこの大学のことか存じませんが、さような事実があればこれをよく調べてみたいと思います。
○灘尾国務大臣 お答えいたします。 日本学校給食会に対する監督は文部大臣の責任であるということは申すまでもないことでございます。
○灘尾国務大臣 先ほど来いろいろなケースについてのお話を伺いまして、私ども非常に教えられた心持ちがいたしております。御承知のように、だんだんといわゆる地方の開発あるいは社会開発というふうなものが進んでまいりますにつれまして、文化財との間にいろいろな矛盾を感じさせられておるわけでございます。
○灘尾国務大臣 広島で明治百年ということについての記念事業についていろいろ計画があることと思うのでありますが、その中に旧大本営跡に復元と申しますか、正確なことはよく存じませんけれども、そういうものをつくりたいという声があることは、私も承知をいたしております。
○灘尾国務大臣 いかんともしがたい問題だと思います。
○灘尾国務大臣 大体そういうことでございます。
○灘尾国務大臣 特に釈明する必要を私は認めません。そのように考えておる次第であります。ただその中で、しいて言えば国防ということばを仰せになったわけでありますが、私は必ずしも狭い意味のいわゆる国防ということだけを意識して申し上げているわけではございません。
○灘尾国務大臣 よくわかりました。十分私の考え方の趣旨を皆さんに知っていただくように、私としても努力をいたしますが、皆さんのほうにおかれましても、この点はひとつすなおに聞いていただきたい、かように存じます。
○灘尾国務大臣 大学における研究は、研究者の良識と自主的判断にまつべきものであろうかと思うのであります。大学の教育と研究が阻害されることがない限り、原則としてそれに干渉すべきものではないと思っております。
○灘尾国務大臣 特殊法人学校給食会の職員が収賄容疑でもって逮捕せられたという報道を、実は私も最初に新聞で知ったようなことでございます。いかにも残念であり、また申しわけないことと存じております。特にまた教育関係の団体の中からそういう事態を生じたということは、返す返すも遺憾であり、申しわけないと存じております。
○灘尾国務大臣 一国の政治行政の発展を願っておる立場におきまして、私は科学を尊重し、科学の進歩発展が非常に大きな役割りを果たしてまいるものであるということは、これは当然のことと思います。戦後の日本の政治行政の上におきまして、科学尊重という精神は脈々として流れておる。そのような心持ちで、私は、わが国の科学の水準の向上、その発展というものを期待してやみません。
○灘尾国務大臣 十分実態の把握につとめなければならぬことでありますので、一そうその方向において事務当局を督励してまいりたいと思います。
○灘尾国務大臣 間違いないそうでございます。